アイアンマン
2008年/アメリカ
危うい緊張感
総合
70点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
『ハンコック』に於いてスーパーヒーローの心の成長を見せてもらったのも束の間、私たちはこの作品で今度はスーパーヒーローの体の成長を具体的に見ることになる。
アメリカのスーパーヒーローがアフガニスタン生まれというところに風刺が効いている。私の個人的な興味は、『ダークナイト』の主人公ブルース・ウェインは自分がバットマンであることを公にしないままであったのに対して、トニー・スタークはラストであっけなく自分がアイアンマンであることを明かしてしまったことにある。そこにスーパーヒーローとしての緊張感の違いが見られる。つまりトニー・スタークは自分が蒔いた種(=武器)を一掃したつもりになっているが、アイアンマン自身が新たな武器になる可能性が常にあることに気がついていないように見えるのである。この違いが今後どのように展開することになるのかそれぞれの続編を楽しみに待っていたいと思う。
「青春のロシア展」油彩画4点、真筆か疑義で展示取りやめ(読売新聞) - goo ニュース
展示会が始まってからこのように次から次へと作品の真筆について疑惑が出る
のは前代未聞であろう。しかし前回のシャガールの作品は覚えていたが、今回疑惑
が出ているジャン・プーニもカンディンスキーの作品もどのような作品だったのか
覚えていない。ところでこのような疑惑が出た時には、展示は取りやめなければ
ならないのだろうか? むしろ事前に具体的に経緯を説明して断った上で展示した
方が良いのではないのだろうか? 美術作品は専門家が独占するようなものでは
ない。作品というものは観られなければ意味はなく、色々な人の目に晒されることで
新たな発見があるかもしれないからである。