無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

あずみの自然農塾の11月(その1 蕎麦を育てて食べる)

2009-11-16 14:00:39 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
本日、

週末14(土)・15(日)は、穂高にあるオーガニックコミュニティー・シャロムヒュッテで『あずみの自然農塾』が開催されました。

今回は、8月に播いた蕎麦を前月刈り取り収穫したものを、
脱穀、石臼で蕎麦曳き、そしてお蕎麦屋さんで実際に売って食べるまでを初日に行いました。


まずは、先月収穫して乾燥させておいた蕎麦をみんなで足踏み脱穀機で脱穀しました。


足踏み脱穀機は、足踏みミシンのように、足で踏むことでドラムが回転し、
そこに付いた歯で蕎麦の実が脱穀されます。


脱穀したものには、まだ枝や葉やいろいろなものが混ざっているので、
フルイで大きなゴミを除きます。


その後、唐箕(とうみ)という手動風選機で、軽いゴミのみ風で飛ばします。
唐箕は手でプロペラを回すことによって、風を起こせる優れものです。
そして、もう一度フルイにかけ、唐箕にかけると蕎麦の実に奇麗に調整が終わります。


その後、石臼でゆっくり製粉します。
石臼で挽いた粉を細かいフルイでふるい、またまた曳き直す、2度曳きです。
300gの玄麦から、214gの蕎麦粉が曳けました。


温泉に行った後、会場を蕎麦処「ふじもり」に移し、
御主人に教わりながら、蕎麦を打ちました。
蕎麦を14時から脱穀して、食べはじめたのが20:00。
6時間もかかりました。
蕎麦を育てるのは、簡単ですが、曳いて打って食べるまでがとても大変でした。


蕎麦処「ふじもり」http://www.fujiforest.co.jp/osoba/の御主人と奥さんです。
16名もの大人数でお店に押し掛け、お手数おかけしたにも関わらず
笑顔で、極丁寧に蕎麦打ちをご指導していただきました。
お蕎麦には、旬の変わり蕎麦「ゆず切り」をはじめ蕎麦団子、蕎麦豆腐など小鉢もつけていただき、われわれ自然農塾一行は、蕎麦と一品持ち寄りのお酒に、新米とご飯のお伴で、お腹いっぱい堪能しました。

蕎麦処「ふじもり」さんhttp://www.fujiforest.co.jp/osoba/は、穂高の有明(山麓線沿い入口)にお店を構え、
シャロムから車で5分の距離です。
お店は、11:30~蕎麦の売り切れ御免で営業されています。
ベジタリアンでも楽しめるように、動物性の御出汁を使わない椎茸:昆布つゆもあるありがたいお店です。


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蕎麦処「ふじもり」さんとコラボ企画
Azumino自給農スクールでは、11月28日(土)に、友人の蕎麦屋さんで蕎麦打ち体験教室&新そば試食会をやる予定です。
参加希望者は、この10月30日のコメント欄に詳細を載せておくので、11月20(金)までにメールくださいね。

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◆◇◆次回は、12月9日(水)NHKカルチャーの『無農薬家庭菜園の法則』の日です。
-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功


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コメント
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