無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

大豆の脱穀(丹波の黒豆&一人娘)

2009-11-21 22:56:30 | 日々の自然菜園
本日、

18日(水)から泊まりがけで東京にサティッシュ・クマールの講演会にいっていました。

今回、つながりを取りもどすために「土」と「心」が創る「持続可能な社会」でした。http://afutures.net/event/091118.html

2年ぶりのサティッシュは、相変わらず謙虚で、目から鱗の講演会でした。
今回は、インドの古典アユルベータによる3つの心のコンパスを紹介してくれました。

1つは、サットバ…真実、持続可能な
2つ目、ラジャス…豪華、個人的な
3つ目、タマス…怠惰、破壊的な

といった意味合いです。すべての物事には、上の3つの要素のいすれかに由来します。

持続可能な農業は、サットバな農業といえるし、
大企業の機械型の農業は、ラジャスな農業ですし、自然を破壊していく要素が高い農業は、タマスな農業といった感じです。

これからの農業は、サットバな持続可能なものだと思います。

持続可能な農業とは、農薬や化学肥料といった石油や資材に依存せず、自然と共にある農業だと思います。

持続可能な農業には、大豆の栽培は最適です。
根に根粒菌や菌根菌が共生してくれているから、土が痩せていてもよく育つし、土も豊かになります。

近々、またが降りそうなので、大豆の刈り取り、脱穀、調整をしてました。


大豆の脱穀は、よく乾燥した大豆を足踏み脱穀機でするか、
写真のように板に叩きつけてもできます。


板で脱穀すると大変ですが、
大豆だけが飛び出すので、サヤが離れずそのまま奇麗に脱穀できて便利です。


脱穀後、唐箕(とうみ)でゴミを飛ばします。


これは、今年の丹波黒豆です。
この種は、うちに来てから5年目。自家採種し続けています。
種をゆずってくれた友人も長野で自然農で自家採種し続けていて、その師匠も自然農で自家採種してきた丹波黒豆なので、
神戸丹波を離れて長野に来てから何年でしょうか。
丹波の黒豆は育てにくくて有名ですが、10年以上自家採種してしてきて長野にピッタリの品種になってきたようです。
自家採種は、こういう変化を見ていると面白いと思います。


今年初めて栽培した新潟の在来種エダマメ『一人娘』です。
自家採種1年目です。
現在、畑の輪作体系に合っていてエダマメとしても美味しくて、煮豆、お味噌作りにもむいている品種を探しています。
まだ自家採種を続けれるか未定ですが、エダマメはすごく美味しかったので、煮豆、や味噌にむいているか食べてみようと思います。


**********************************


◆◇◆次回は、12月9日(水)NHKカルチャーの『無農薬家庭菜園の法則』の日です。
-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功


*********************************




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする