無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

蕎麦打ち体験&新そば試食会

2009-11-28 19:52:13 | 自然菜園スクール
本日、


今日の午前中は、福岡から宇根豊さんの講演会『百姓仕事が自然をつくる』がありました。

宇根さんの著作は、『天地有情の農学』などたくさんあります。
私も講演を聴くのは初めてでした。

宇根さんの話は明快で、生きものの視点からつながる豊かに話でした。
普段使っている「自然(しぜん)」という言葉も、もともとは日本になく、明治以降の言葉になって定着した言葉です。
以前はあっても自然(じねん)芋程度で、人工的でないものを示し、自然環境という意味は全くなかったそうです。

英語のNatuer(ネイチャー)が「自然」と訳されたのが明治になってからです。
西洋の自然と反自然の考え方が日本に入ってきた瞬間でした。
宇根さんが訴えかける百姓とは、それ以前の天地の生きとし生けるものと共に農業をしていた姿、生きものへのまなざしがある生き方です。
今日の講演会は、本当に学ぶこと多い講演会でした。


今日は、Azumino自給農スクールで育った在来蕎麦の「蕎麦打ち体験&新そば試食会」が、穂高有明にあるそば処「ふじもり」で行いました。


ご主人の藤森さんの蕎麦打ちのを見学させていただいた後、
参加者が交代で蕎麦打ちを体験しました。
この写真は、最初の「水まわし」の様子です。


その後、慣れない手つきで捏(こ)ねて、蕎麦をのばします。


蕎麦をのばすことを「のし」といい、麺棒を2本使って薄く均等に伸ばしていきます。
難しいところは藤森さんが丁寧に指導してくれます。


8歳の女の子がお父さんと一緒に蕎麦切りです。


みんなでそば切りしたので、蕎麦の太さはまちまちです。(笑)


今回は太い蕎麦も入っていたので、50秒茹でました。
みんな初めてに近い体験だったのに、しっかりお蕎麦になりました。


今回は、蕎麦を食べる前に「ふじもり」さんのスペシャル4種小鉢がつきました!!
豆乳で作った蕎麦豆腐(左)
蕎麦米のだし炊き(右)
ゆずを練り込んだ更科そば「ゆず切り」(上)
蕎麦の刺身(下)
どれも風味・食感最高でした。


食後には、ソバ寒天がつきました。
今日は本当に蕎麦尽くしでした。


満腹になってみんなでまったりお茶をした後、
感想会をしました。
種を蒔いて、2カ月で収穫できる蕎麦は収穫までは簡単です。
収穫してから食べるまでがなかなか大変です。
今回は、自分たちで育てて、脱穀して、地域の製粉所で曳きたての蕎麦粉で、
みんなで蕎麦を打ちました。
育てて食べる喜びを分かち合えて良かったです。

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長野市初開催
『無農薬家庭菜園の法則Q&A イブニングセミナー』


今回は、家庭菜園のプランの立て方、連作障害対策、輪作体系などに解説。
前半は、無農薬栽培の基本から、家庭菜園の裏技をご紹介。
後半は、畑の疑問・お悩みにお答えしながら、質疑応答形式で行います。
1/20(水) 無農薬栽培の基本、年間計画表の作り方(1)
2/17(水) 無農薬栽培の基本、年間計画表の作り方(2)
3/17(水) 苗つくりの仕方夏野菜のため畑の準備
ソラマメ・エンドウの種の蒔き方
時間: 18:30~21:00(開場18:15~)
会場: 長野市吉田5-31-17 村井会計事務所2階
※最寄り駅:長電長野線信濃吉田駅、JR信越本線北長野駅徒歩5 分
※駐車場は予約制10台まで可(先着予約順)
日程:
18:15開場
18:30~20:00(座学講座)
20:00~21:00(お茶をしながらQ&A質疑応答)
21:15解散
参加費: 3回連続で9,000 円。教材費込み(各回3,000 円教材費込み)
参加人数: 先着10名様(入金先着順)

→お申込みは090-4594-1487 の村井会計事務所 村井まで

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◆◇◆次回は、12月9日(水)NHKカルチャーの『無農薬家庭菜園の法則』の日です。
-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功





コメント (4)
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