↑横山ダムにて。写真の説明は本記事の一番下にあります。
話は事前準備から・・・。
GWに坂内で練習走行した所、やっつけ仕事的に組んだXR250に若干の問題が発生したので、手直し。
先ずアンダーガード。
自作のアンダーガードは前側二箇所と、アンダーループの左右から各一本ずつのボルトで固定している。当然前側二本を締めこむと同時にガードが後ろに少し動く事になる。取り付け状態での穴位置が微妙にずれてしまっており、振動でボルトの緩みが発生。両サイドのボルト穴を長穴にした。
次にエキパイ。
元々自作のエキパイは、右側クランクケースカバーのオイルデリバリーパイプのバンジョーボルトに対してのクリアランスが1mm程度で製作してあったのだが、エンジンを積替えたからか(搭載位置が微妙にズレる)、完全に干渉してしまう事となった。テールパイプの根元側の取り付けにスペーサーを咬ませるとクリヤできる様だったので、ワッシャーを二枚重ねで溶接。
後はパンク修理。
今回はチューブ交換ではなくパッチでの補修。見事にリム咬みした様で、激しい穴が開いていた。
昨日の天気予報では、天気は回復へ向かうとの事。晴れたら鶴里に行こうかと思っていたのだが、突然気が変わって坂内に行く事にした。
以前は練習に行くと、余り休憩する事無くずっと走っていた。それがいつからこんな風になったのだろう? 30分も連続走行せずに車(トランポ)に戻って休憩。友人と一緒に練習に行った時でもウダウダと話をしつつ、休憩が長い。
前回の坂内での練習は、久しぶりの走行だったので数分でウデがアガってしまい、ロクに走れなかった。
コレではイカン。
そもそもウデがアガるのは何故か? 詳しいメカニズムは知らないが、腕力で乗ろうとして無駄な力が入っている証拠なのだ。久しぶりに走ったりするとこの傾向は顕著である。3時間程度のレースに出ると30分程で痛みは絶頂に達するが、不思議な事にそれを過ぎると然程痛みを感じなくなる。俺の勝手な想像だが、その理由は、痛みにより腕力に頼れなくなるので無駄な力がスーッと抜けて、バランスよく走れる様になるのであろう。多分。
俺は最近は特にバイクに乗れないので、一度レースに出るとレースそのものが練習代わりになり、レース後はレベルアップを図れる(と自分では思っている)。・・・が、また乗れない期間があったりして元に戻ってしまう。或いは以前よりヘタクソになる・・・。そう、俺は7年くらい上達してない(爆)。
以前は練習に行くと、複数人の場合は模擬レース、一人の場合は「一人エンデューロ」(自分で時間を決めて一人で耐久風に走る事を、そう呼んでいた)を必ず実施していた。それなのに最近は皆んな模擬レースをイヤがる。何でだよ。一人エンデューロもやらんなあ。
そんな訳で今回は2時間一人エンデューロを午前1本、午後1本のつもりで坂内に乗り込んだ。
某ショップ関係者が、近々坂内で行われる予定のアタック系EDのコース開拓の為に大挙して来ているのと、一般の練習走行に来た人も多いので賑やかだ。
準備運動をしながら着替え、XRを暖気してから走り出す。この時腕時計を確認すると9時23分。あまり飛ばさない様に走るが、一周もしない内にウデが痛い。
ちょうどこの頃前出のショップ関係者も整備の為に(?)コースに入りだしたのだが、ナンと逆走してきた・・・オイオイ。
黙々と周回をこなすが、1時間半経過した頃に振動でボルトが欠落してバークバスターがぷら~ん・・・。コース上で暫くボルトを探すが見当たらず、諦めて一旦車に戻ってスペアのボルトで取り付け直した。また直ぐに出走。走行を終えたのは11時40分。全開にしてないせいか、燃費は結構良かった。
メシを食って休憩するが、さ、さむい・・・。山に囲まれている為に風が余り吹かないイメージのある場所だが、今日は風が強い。
午後1時半。XRを見ると何故かフロントがパンクしている。アララ、いつの間に・・・。チューブを外すと、チューブに付いているスジの部分にパッチが密着していない様だったので、もう一つパッチを貼って修理。(※前日のパンク修理でパッチを二つ貼っている)
午後1時50分過ぎに出走。又も黙々と走るが、2時40分頃にまたまたフロントがパンク。とほほ、一人パンククラブ。その瞬間にかなりヤル気を削がれたが、車に戻って見てみるとリム咬みだ。俺はハードチューブ派なのだが、ハードチューブは下ろしたての時はパンクし難いものの、風邪を引きだすとスタンダードタイプよりも酷い目に合う。仕事用のトラックの荷台のシートカバーの固定にバイクのチューブを切って使用しているが、ハードチューブに比べてスタンダードチューブの方が圧倒的に寿命が長い。
履いているタイヤがそろそろオワリなので勿体無いと思ったが、新品のチューブに取替えてまた出走。
四時半には撤収したかったので、四時少し前に走行終了。
不思議なのは腕は痛いが、足は疲労感以外はなんとも無い事。確かにワイドステップ(自作)に変更&フレーム左プロテクターを取り付けてから、マシンホールドがかなり楽だ。この恩恵か?
調子よく走っている時は両足がステップをグイッと後ろに蹴っているが、不安定になっている時は必ず足の力が抜けて、腕でバイクを動かそうとしている。コレを克服しなければ。
一番上の写真は、道中にある横山ダム。ロクな写真が無かったのでトップに配置・・・スミマセン。幾度と無くここを通っているが、今まで気が付かなかった(アホ)。道が見事にダムの底に向かってます。直ぐ近くにももう一箇所同様の場所があった。またこの辺りには射撃場もあり、時々「パーン」と音が聞こえる。