ごく一般的な家庭を持つ、ごく一般的なサラリーマンの人は、レース活動を続けて行くのは結構難しいと思う。実際俺の身の回りでもレースはおろか、バイクすら止めてしまった(或いは止めてしまいそうな)ヤツもいる。今でもドップリ浸かっているヤツは全て未婚(スマン)。それと俺の周りにはいないが、奥さんもバイクが趣味とかいう場合も例外かな・・・?
俺は一般的な家庭というワケでも(別に不幸せなワケではなくて、どうしても仕事が中心になってしまうという意味)一般的なサラリーマンでもないのだが、それでも休日は全てバイクを乗り回すというのは無理。休日も少ないし。
で、結局「朝練」になってしまう。仕事が詰まっているのと、今週土日は亡き母の法事で遠方に住む姉一家がこちらに来るので、昼間は時間が無い。朝5時から坂内で走り出そうと思ったのだが仕事を片付ける事が出来ずに時間が過ぎていくぅ・・・。結局作業が一段楽したのは26日(土)の朝4時。バイクを積み込んで一旦家に帰り、坂内へ出発。そう、当然不眠です。まあこんなのはいつもの事・・・というよりも序の口中の序の口なのだが。
普通に走っていけば大垣ICを降りる頃には6時を廻っている筈なのでETCの通勤時間帯割引を受けれるな、と思っていたのだが、130~140kmで走るアルピナがいた為にペースメーカーにしていたら、アルピナはコチラを意識してしまったのか飛ばす飛ばす。殆どハイエースの限界まで引っ張る。大垣でETCのゲートを通過する瞬間に時計を見たら5時58分! とほほ、マトモな金額を払ってしまった・・・。
ところで朝練をしようとすると、まず(有料の)オフロードコースはやってないから練習場所が河川敷になる場合が多いと思われる。以前は俺も河川敷を走っていたというか、オフデビュー自体が河川敷だったのだが、河川敷を走るのは少々背徳感が・・・。近隣に迷惑を掛けていなければまあ関係ないと思うので河川敷を走る行為自体が悪いとは思わないし、この論題に対して戦う気はさらさら無い。だが、俺が認識している限りでは「法律(条例等含む)的には」クロ、又は限りなくクロに近いグレー。河川敷は国有であるので国民には権利があり、騒音やその他の迷惑を掛けてないのならば、たまたまそこへ来て走っているだけであるのでとやかく言われる筋合いは無いと思うのだが、俺が言いたいのは「悪法も法なり」という事である。当然何の為に「不可」と掲げているのかに関しては不明瞭であり、相変わらず国民に対してのサービス精神の無さにはウンザリするのだが、現状の俺はまだ意見がまとまってないので、可否については俺は沈黙させていただきます。
ついでに林道についても触れるが、以前は俺も林道に良く行っていたものの(自宅から至近距離に林道が網の様に広がっている)、最近では全く行かない。トレッキング的な林道ツーリングについてはほぼ100%咎められる事は無いと思うのだが、あくまで林道は「ご厚意によって走らせていただいている」ので、俺を含めてガンガン走りたい人間は行ってはならないと思っている。ゲート越えなどは以ての外(コレも以前は俺も時々やった)。林道以外の山も同じ。特にナンバー無しの車両(レーサー)で走るのはどうなんだろうか? まあコチラも良く分かってない俺は沈黙ですな。
まあいいか。
現地には7時ちょい過ぎに到着。前日25日に激しい雨が降っていたので予想していたのだが、やはりコースは川になっている。フルコース走るのは厳しいので、対岸のみ使って練習。雨水が濁流となって作り上げたクレバスがあり、荒れている。今回も敢えてラインを外す練習で黙々と一時間半走行。走っている間に、ふとある思いが頭を擡げてきた。他に走行者はいない・・・。そう、コースを○走する事である。一旦センターハウスの駐車場に、練習走行者がいない事を確認してから○走開始。ほほーっ。初めて走るコースの様だ。全体的に上りよりも下り(本来の)の方が傾斜がキツイのが良く分かる。一番キツイ傾斜は通称「アゴ」の直後の直滑降(といっても別に大した坂ではない)。○走しても特に難所は無いが、○走の方が前半は面白い・・・のだが、後半はやたらとツマラン。特筆に価する場所が無いんスわ。最悪なのは本来はコンクリートの橋の手前の登りの直線。登りではかなりのスピード出るので感覚が無いが、意外と傾斜がキツい。とは言え、下りでは物足りない程にユルい。たまにはこんなのもいいかな・・・。
最後に正規に全開走行。が、某クラブ会長らしく・・・
・・・。
ここの所100%だぞ、オイ。
一回徹底的に調べてみます。タイヤは前後ともこれでご臨終です。
最近一生懸命練習していたのは、6月3日に行われる坂内4時間エンデューロにエントリーしているからであります。トータル的な判断では上位は無理だろうな・・・。全力を出し切れたとしても、坂内はマシン差がハッキリ出るのです。但し前回の様なスタミナ切れだけは避けたい。四時間連続走行する事によって得られる物は大きい。バイクのテクニック以外にも得られる物が結構あると思う。過去に出場された事のある方は判りますよね!? ああそれなのに我がチーム田中麗震愚のメンバーは、色々と理由をつけてエントリーしようとしない(爆)。
ただ一人、俺に付き合ってエントリーしてくれたN川氏。1時間に出場の筈だが、結果予想させて戴きます。
N川氏、市民の血税を食い物にして新居を構えようとする男(ゴメン)。オフキャリアは7~8年程度だが、集中的な練習をしていない為に一線を越えていない。単独でのレースは初。但し、もしも持てる力全てを出し切ったとすれば結構速い筈である。マシンもトレールとしては坂内では最速なヤツだ。実力的には1時間クラスで入賞できるか出来ないかといった所か。以下苦言になりますが(スマン)、ハッキリ言えば実戦力が全く無い。問題になるのは、マシン準備を含めて自己調整と現場での勝負強さ。
決定的なミスをしない限りは10位以内は確実と思うが、俺は何かが起こるであろうと信じている。万一入賞したら、俺がストックしている中古タイヤあげますよ?
自分が走る4時間よりもコッチが楽しみなのです。ウヘヘヘ。サインボード他のサポートはしまっせ。身内が入賞すればウレシイが、簡単に入賞しない方がもっとウレシイな。ウヒャヒャヒャ。