THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

俺が今、製作したい物

2007-05-14 21:27:44 | カスタム

Vfsh0002

昔から「作るのが夢だったバイクの部品」というのがありまして・・・。
特定車種に対してこういうカスタムを施したいという物ではなく、車種を問わず部品そのものを作ってみたいという欲求なのだ。それは、
①外装パーツ
②マフラー
③フレーム
④燃料タンク

この内の①は10年くらい前から数回経験済み。現在のVmaxのF&Rフェンダーも自分で作ったFRP製である(一見ノーマルに見えるが、良~く見るとノーマルに見えるように作ったオリジナル品)。その他Vmaxのアンダーカウルや当時乗っていたDTのカーボンラジエターシュラウド等、色々作ってきたのだが、現在作業途中の物もありながら活動休止中。
②のマフラー、コレも随分前からサイレンサーのみは何本か作った経験があり、約1年前にXRのフルエキゾーストを製作して目標達成。現在はVmaxのマフラー製作を予定しているが、もう少し先になりそう。

残る③④だが、コレはやった事が無い。
フレーム製作で最大の問題になるのは、法律上固有性を証明する部分がフレームに存在する・・・つまり一般公道走行用に登録する場合はフレームナンバーが必要になるという事である。例外は各市区町村にて登録する原付と車検の無い250cc以下の車両(厳密にはグレーゾーン、或いはクロかと)、クローズドコースのみで使用するレーサー(コッチも不可の場合があると思われる)。本当はフレーム製作に対しての明確な夢があるのだが、この辺りがネックとなって頓挫したままなのである。
最後に燃料タンク。コレは消防法とか耐圧検査とかの問題を別にすれば、一応実現可能な範囲であると思われる。難しいのは給油口。オンロードバイクの様なタイプならばノーマルをそのまま移植してやれば良さそうだが、オフロードコンペの様なキャップがネジになっているタイプは困る。旋盤で削り出しての製作は不可能では無いと思うが、少なくとも俺が自分で旋盤を回して製作するのは現実的には無理だ。理由は割愛。元々俺が作ってみたいのは、アルミの叩き出しのタンク。でも美観と機能の両立した物を作るのは大変であろう。

んで、実際に作ってみたいタンクは二種類。

一つ目はVmaxの燃料タンク。
ご存知の方も多いと思うが、Vmaxの燃料タンクはシートの下にある。マシンのシルエットを可能な限り低くしてエンジンを徹底フューチャー、且つエアクリーナーBOXの容量確保というのが主な理由の様である。当然シート下のスペースは限られているので総量15リッターと、燃費が余り良くない割りにタンク容量が少ない。ロングツーリング好きの人が「Vmaxに乗りたいが、航続距離がねえ・・・」という人がいるのも肯ける話だ。俺自身もロングツーリング好きなのだが(最近は全く行ってない)、一般道で140km~160km走行で給油、高速道路の場合は100km=SA一箇所置きの給油(SAが50km毎にしか無い為)を目安に給油している。一般道走行の場合はまだ良いのだが(山の中に入るときは大事をとって事前に早目の給油をする)、高速道路は最悪である。完全に荷物満載の状態で九州にツーリングに行った時は、荷物積載状態で給油する事が出来ず、九州に上陸するまでの高速道路で100km走行・・・つまり約一時間走行する度に満載の荷物を降ろして給油するのを繰り返し(7~8回)、最終的に頭にきて宅急便で荷物を自宅に送り返す事態を引き起こした(爆)。

過去にVmaxの燃料タンクのカスタムの事例は数多い。その理由はやはり航続距離の短さから来る物で、古くはリヤフェンダー上にサブタンクを配するカスタムから、ダミータンク位置に本物のタンクを設置する物まで多様化している。
だが、俺が考えている今回のVmax用の燃料タンクは過去の常識を覆す物である・・・ちと大袈裟か。

それは何と、燃料タンクを小さくする事である。実はこの構想は1998年頃から持っている物であるのだが、何故そう考えたのか?
①ノーマルタンクは容量を稼ぐために複雑な形状をしているので、その取り付け取り外しのためにリヤフレームの一部がボルトオンされる事となり、結果としてフレームの弱さの一因を作り出してしまっている。
②フレームぎりぎりに配された形状のタンクは、やはりシート下に置かれているバッテリーを前の方に設置させる事となり、旧型で容量の小さいバッテリーを更にエンジンの熱で苦しめている。
③エンジンから発生する熱が逃げる方向を塞いでいる。
④タンクそのものの美観を考慮しておらず、臭い物に蓋をする様にサイドカバーが被せられている。
⑤給油をやりにくい(給油口が奥まった所にある)。特に俺のVmaxはシートがCorbinベースの改造品の為に給油口が見えにくく、給油する時は結局TOPの写真の様にシートをゴソッと外しているのだ。

Vmaxのタンクの15リッターの内、3リッターがRES(タンクから燃料ポンプで吸い上げており、残り3リッターで燃料警告灯が点灯する仕掛けになっている)だが、俺の使用状況的に言えば普通に100kmを走行する事が出来さえすれば問題は無い筈だ。ノーマルタンクの精神的な落とし穴と呼べる燃料警告灯、少なくとも俺は過去の給油回数に対して20%程度しか警告灯が点灯したのを見た事が無い。15年以上のVmaxとの付き合いの中で、一度だけ仲間の給油タイミングと合わずに完全ガス欠をした事があるが、イメージ的には総量12リッター、内RESが2リッターあれば俺としては充分な筈。

製作も、本体はアルミ板を曲げて溶接、「カチャッ」と嵌るタイプの給油キャップなので部材を旋盤で削りだしてやれば普通に製作できそうである。そんな訳でスペアのノーマルタンクを参考の為に引っ張り出したのだが、昨日坂内で走ったお陰で(?)もう一つの作ってみたいタンクの方に突然気が向き始めてしまった。

んで、気が早くも取り敢えずこんな物↓を買ってきた。

Epsn3271

さて、何を作ろうとしているのか・・・?

つづく。(仕事が忙しいので、更新する間隔は長目になります。スミマセン。)

そーいえば、子猫達は親猫であるアルポリに無理矢理引越しさせられて、トイレの天井裏から保管在庫のネオン管の箱へと移りました。あれぇ? トイレの天井裏では3匹居たような・・・? 以前も子猫が忽然と姿を消してしまった事があった。ネコ好きの俺にはありがた迷惑な子猫の存在であるが、ちょっと心配・・・。

Epsn3268

顔つきからして、奥の方がこの間助けた子猫だな、多分。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする