THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

ハイエース売却物語

2015-06-05 12:05:30 | トランポ
10年、、、である。

このハイエースを購入した頃は仕事やら家庭やらの環境が激動の渦中にあり、こうして手放すことになると歴史を感じて感慨深い。
オフクロがこの世を去ったのもこの頃だった。
長女は5歳、次女が3歳。正吉君はまだこの世にいなかったな。法人設立したのもこの頃。
確かもう既にXR250は手元にあった。そう、最近は全くこのブログで話題にすらならないXR250BAJA改・280馬邪の事だ。俺が譲り受けたのは、この半年ほど前だったと思う。
この頃は俺は、バイクには乗っていなかった。
このブログを始めたのは、その1年ほど後になる。

ドナドナに備えて床張りを取り外し。


俺がクルマやバイクに貼っているステッカー類は、基本的に全てが材料テストを兼ねている(笑)。


多度の受付済み証。なんとなくここに貼り始めたら、こんなに並んでしまった。


もちろん全てをここに貼っていたわけではないし、正吉君の物と俺の物が混ざっているので、この数イコール多度に行った回数ではない。
でも、結構な数だね。

荷室の後端のパッキンやカーペットを取り外してみたら、大量の砂や土が出てきた。


感謝の気持ちで最後の洗車。

こうして眺めると、まだまだキレイだね。売っちゃうのがもったいないくらい。

200系ハイエース・スーパーGL。結構良かった。
この車の前に乗ってたのは100系ハイエースのスーパーGLで、感想は一言、「遅かった!!」(笑)。まあ、荷物を運ぶには良かったけどね。100系ハイエースに乗っていたおかげで、独立開業したばかりの俺は、何とか仕事を成り立たせることができた。
200系は積載性こそ100系と大差無かったけど(両側スライドドアとリヤゲートの間口の関係で、むしろ積める物の大きさや量が減った)、2.5ディーゼルターボはバンとしては十分なパワーで、その上ステータスっていうオマケを連れてきた。たかだかこんなバンに乗ってるだけで、人に羨ましがられるとは。もう誰に文句をつけられるでもないので書いちゃうけど、女の子を乗せたこともある(行き先不明ヒヒヒ)。ファミリーカーとしても、ちょっとしたキャンプに使うにも十分だった。商用車然とした100系だったら、そんな使い方ができたかどうか・・・。

今回ハイエースを売却したのは、買い替えのため。
元々は新車購入後に5年くらいで買い替えるつもりだったのだが、ちょうどその頃、リーマンショックの影響で資金が無く、ここまで来てしまった。

「どうせここまで乗ったんだったら、もっと長く乗ればいいじゃん」という声も多かった。
俺はこのハイエースを仕事車として、バイクのトランポとして、またファミリーカーとしても使用している。毎年訪れる車検時にマイナートラブルに対する出費が増えている事、今までの10年とこれからの10年では環境が異なってくること、今現在すでに車が小さく感じること、いずれ仕事で使用しているトラックも買い替えの必要が生じる事(とても気に入っているので、当面は買い替える予定はない)などから、思い切って乗り換える事にした。3つの使途のうち、1つにしか使ってないのであれば、もっと長く乗ったかもしれない。
つーか、一度気持ちを切り替えたいというのが買い替えの最大の理由かな。

車を売るにあたり、自分自身の無知に由来する出来事があったので、一応書いておこう。

実は去年の同時期にも売却を検討していた。
車を買い替えるにあたり、返済計画を立てるために「俺のハイエースって、売ったらいくらになるんだろう・・・」と、とりあえず概算見積もりが知りたかった。

そこで、その頃ラジオでCMがバンバン流れていた「ナビクル」を、軽い気持ちで利用してみる事にした。
(社名を伏字にする人が多いけど、事実を書くだけなので伏字にする必要はない、と思う。どっちみち“○ビクル”とかにしたところでモロバレだし・・・)

「車種や年式など、必要な項目を入力するだけで、最大10社からの見積もりが届く」というのが謳い文句。

正確な見積もり金額を知るには実車を見てもらわなければならないのはアホでも分かるので、俺は概算見積もりがブラウザ上やメールで確認できるのだろうと思っていたら、それは大きな間違いだった。

入力しても、見積もりは来ない。
どうなるのかというと、出張査定のアポ取りをするための電話が掛かってくるのだ(怒)。

入力して「送信」を押した2~3秒後、集中的に電話が掛かってくる。
ネットを利用しているにも関わらず、なんちゅうアナクロな!!!
電話を取ったり、電話を切ったりするタイミングにもよるのだろう、着信音が鳴らないのに不在着信履歴が何件も表示されてしまうほど。
CMでは嘘を言っているわけだ。

これは堪らん、と電話の電源を切り、ナビクルへの登録を解除した。結局、いくらで売れるのか分からずじまい・・・。

その後もしばらく電話が掛かってきたが、俺は出なかった。中でも酷かったのがガリバーで、ものすごい電話攻撃!!
知らんけど、コールセンターみたいなところから、複数のオペレーターが電話をかけてきているみたいだった。申し訳ないが、しつこく掛けてくる数社を着信拒否登録した。

今回はその経験を踏まえ、「メールのみで連絡」という条件を付けれる一括査定サービス(どこか忘れてもうた)に登録してみたのだが、やっぱ集中的に電話が掛かってきた(怒)。
俺は結局、きちんとメールで連絡をくれたところだけに返信をした。

結論から言うと、一括査定サービスみたいなものは、利用する必要はない。
若干の交渉術は必要になるかもしれないが、近所にある名の通った買取店に3件程度行けば十分といったところ。

俺の場合はたまたま一番最初に査定をしてもらったところの金額がかなり高く、裏付けをとるために合計3社に査定してもらった。
2件目、3件目の買取店はこちらの反応を見て少しずつつり上げていったという感じで、交渉した感じでは3社とも上限はほぼ同じとみた。
これはどの買取店も今現在のオークション相場をソースにしているためだそう。
海外販売ルートを持っているか、自前で店頭販売もできるかなどの得手不得手によって若干の開きはあるかもしれないが、大手であれば金額は似たようなものだろう。
売却を決めた3件目の買取店では、最初の金額提示の25万高で契約となったが、これはもちろんそこの店や担当者の作戦によるものではないだろうか。

ちなみに、新車購入の下取りとしての選択肢はなかったのかというと。
ディーラーの担当によって異なるのかもしれないが、俺の場合は、「10年10万km超えではねぇ」と下取り査定はほぼ断られたような感じで、買取店に行った方がよいという答えだった。

さらに付け加えると、俺は酷く電話攻撃をしてきたので着信拒否にした、ガリバーで売却をした(笑)。3件目でもうすでに面倒くさかったのと、フォローが最も良さそうに思えたため。名誉棄損はしてない・・・よね?(笑)
効力があるかどうかは分からないけど、電話攻撃をやめるように伝えておいた(笑)。

いくらで買い取ってもらえたのかは伏せるけど、次期クルマ購入資金のほぼ3分の1を賄えたので、納得の結果である。
次期クルマはまだ契約してないので(笑)、暫くの間はトラックで各所に出没予定。
コメント
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