THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

全日本のチャイルドクロスに挑戦! その1

2015-06-25 03:26:11 | 正吉君モトクロス
チャイルドクロスって知ってる?

チャイルドクロスってのは、小学校3年生までが出場できる50ccのレースで、MFJモトクロスの最底辺のカテゴリーになる。
何を隠そう、俺は正吉君がバイクに乗り始めてしばらくは知らなかった。地元の地方選手権では人数が集まらないからとかで、開催されてないしね。
ネット上にも意外と情報が少ないんで、オフロード界ではメジャーな当ブログ(嘲)で紹介しておこう。
まあMFJ規則書とかの受け売りになる上、俺が勘違いしてることもあるかもしれんのでテキトーに流してくだされ。

バイクに乗ってれば知ってる人も多いと思うけど、国内モトクロスの頂点はIAクラスで、これがさらにマシンの排気量別でIA1、IA2と分かれている。現在はIA1は450cc、IA2は250ccと覚えてればほぼ大丈夫。
その下がIBで、今シーズンからは排気量によるクラス分けが無くなってオープンクラスのみになった。
大人の男性(正確には成人体格の男性)が日本全国を転戦する「全日本モトクロス選手権」に出場できるのはここまで。

それ以下のクラスは関東とか中部とか、全国8エリアで開催されている地方選手権を中心に出場することとなる。
一番下がNB。仮に俺がライセンスをとって(講習を受けるのみで取得できる)出場するならばこのクラスになる。で、シリーズ戦1年間で一定以上の成績を収めると、NAに昇格できる。
そして、NAクラスでまた一定以上の成績を収めると、IBに昇格できる仕組み。
また、全国区ではないライダーの為に、地方選手権でもIBクラスのレースが開催されていて、ここからもIAに昇格できる。盛り上がるという意味では全日本IBが一番でエントリー台数も多く、予選通過するのも大変みたい。

NBより上のクラスに出れるのは基本的には高校生以上で、中学生以下がレースに出ようとするとジュニアクラスになる。
体格によっては高校生でも申請すればジュニアに出れたり、中学生でもNB以上に出れたりするらしいけど、一応はそう決まっているそうだ。

「ジュニア」というと85ccのクラス(2st85cc、4st150cc)を指すんだけど、承認競技会として65ccまでのクラスもある。
ジュニアライセンスは小学校3年生以上で取得できて、65ccは5年生か6年生まで(地区によって違う・・・)。割合としては5年生が一番多いみたいだね。
そのあと6年生から中3までの間で85スモールホイールとラージホイールを乗り換えたりするわけだから、やっぱモトクロスは金の掛かるスポーツだ。

で、チャイルドクロスってのはそのまた下に位置するカテゴリー。
小学校3年生まで出場できるんだけど、3年生はもうジュニアライセンスを取得できて、65クラスにもエントリーできる。この場合は、親は別でピットクルーライセンスを取得する必要がある。
現在2年生の正吉君は「PCライセンス」(多分、ペアレント&チャイルドのことだろう)になり、親と2人1組でライセンスを取ることになる。
このライセンスを取るため、先日埼玉のTEスポーツさんまで行ってきたというわけ。
年間シリーズ戦に出場する場合は、シーズンINする前にライセンスを取るのが当たり前なので、ライセンス講習会の日程はシーズンIN前に集中している。俺の地域の中部選手権では、台数が集まらないという理由だったかで、チャイルドクロスは開催されていない。隣のエリアの近畿とか関東の選手権に出れば別だけど、他の地区に比べてライセンスを取る価値は低い。
そんな理由もあるからだろうか、出場を思いついた時点では近場で講習会が無かったのだ。
スポットで出場を目論む場合は計画的に早目に講習を受けた方が良いかと思う。

全日本モトクロスの昼休み前に行われるチャイルドクロス、「全日本」と言ってもほぼ余興のようなもので、大幅にカットしたコースを5分+1周という短い時間で行われる。確か、リザルトとしては「全日本で同時開催される地方選手権」という扱いだったかな。
マシンの改造制限がとても厳しく、タイヤとデカール以外はほとんど変更できない。マフラーにいたっては「純正以外の溶接跡は全て不可」なので、クラックの修理すら出来ない事になる。改造制限が厳しいおかげで、かえってお金が掛かってしまいそうだ。

「勝ち負けに拘らず、場の雰囲気を楽しむため云々」みたいな主旨がレギュレーションに記載されているんだけど、俺が目をつけたのはまさにそこ!
俺のようなオッサンでは、今さらどう頑張っても全日本など出場できないが、正吉君はエントリーするだけで出場できるのだ。
レースとしては物足りないかもしれないけど、賑やかな会場の中で開催されるのでメンタルにはプラスになるのではないだろうか。

んで、正吉君の初っ端は、7月5日に行われる第5戦の神戸大会。

このエントリーや準備は、次回以降に続く・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする