皮が剥きやすいので手に取りやすい伊予柑。
房を一つ一つ剥きながら食べるのは、甘栗を剥いちゃって欲しくない私好みの果物です。
デモ
甘栗をどんどん剥いちゃってて欲しい、むしろ自分で剥く必要があるなら食べないであろう大黒柱さんは好まない果物。
柑橘の皮を剥いているときは、果皮から弾け飛ぶ香りを浴びてとても爽やかな気分になります。
皮を剥いている最中が一番いい気分。
特に今日みたいな雨の日は、剥き終わると香りのシャワーがなくなるからか?爽やかな空気が雨の空気に呑まれてしまうように感じてしまいます。
そして、意外とそれほど食べたいとは思わない。
これはきっと脾は湿気にまいっているのでしょう。
食べるよりも香っている方が心地よい。
湿気には風の流れが必要です。
それはお部屋の中も体の中も同じ。
誰かの食べる分までひたすら皮を剥く事ができたら、楽しいだろうなあ。