山芋で一品

雨上がりは空気が澄んでいて気持ちいいですね


残っている山芋をそろそろ使い切らないとと思い、昨日新しい調理法にチャレンジしてみました。

山芋は淡白なので比較的どんな料理にもあわせやすいです。昔はお好み焼きか、山芋の千切りの和え物（梅酢やわさび醤油で）、すりおろしてとろろ汁くらいしか作っていませんでしたが

徐々に台所実験体の血が騒ぎ、煮物にサトイモやじゃが芋の代わりに使ったり、ソテーにしたり、アンみたいに上にかけて蒸したり焼いたり、、

蒸した山芋にチーズをのせて焼き目をつけるのも美味しくて好きです。

最近はすりおろした後の洗い物が大変なのでたたいてばかりですがこれはこれで歯ごたえがあって

昨日は沢山使いたかったので、板切りにして使う事に

フライパンの上にレタスを敷く→その上に鮭の切り身、マイタケをのせる→そして山芋を上にたっぷりのせる→更に上にレタスで蓋をする→水を少しだけ入れて蓋をして蒸し焼きに

この段階でどう仕上げるか具体的に考えてなかったのですがいい匂いがしてきて、急に甘酢あんかけが食べたくなったので、片栗粉を少なめに使って甘酢あんを作り、フライパンに入れて焦がさないように揺すりながら火を通して仕上げました。

上の方にあった山芋はシャキシャキ、下の方はホックリしていてなかなか美味しかったです。

山芋は淡白でどんな味付けにも合うし、火も通りやすく、生でも食べれるので身近な薬膳食材としてじゃ芋と同じくらい気軽に使っています。

生でも食べれるのですが、やはり火を通した方が消化がいいです。

「夏バテ時の体力アップにとろろかけご飯を」とよく言われますが、バテている時こそ消化がいいものを食べたいので、山芋のお粥や、山芋の炊き込みご飯なんかが良いかもしれませんね。

夏は汗と共に気も外へ出て行ってしまい、気が不足すると水分を固摂する作用が低下し、ますます汗をかきやすくなります。

汗かいて体がだるくて力が無くて、やる気がおきない、、、なんて時はとろろかけご飯よりも、山芋のお粥がピッタリです。大麦を加えると更にパワーを補う効果と消化を助ける作用がプラスされて言う事なしですよ

もう何度も言ってますが、風邪を引いて熱があったり、体のどこかに炎症があったりする時はなるべく控えめに



和菓子で山芋を使ったものもあるので、今度はデザートにも挑戦してみたいです