過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

徳山鮓 弥生2:飯蒸しに鰻餡

2017-03-04 17:42:09 | 日いづる国の伝統食
★飛び込み記事です★



熱々を、真上から覗き込むと(笑)。
■飯蒸しに鰻餡



目の前におかれた時の、全体の風情はこんな様子に。飯蒸し部分が、ほんのり見えて居るだけ(笑)。

ふっくらと蒸し焼いた鰻で飯蒸し。とろっと餡をあわせて、お匙ですくって食します。
芦原瑞穂の国に生まれ育って、この甘さを旨さと感じる幸せを、再確認する食です。



飯蒸しの始まる頃から、次なる冷酒に(笑)。
■七本槍、特別純米酒
辛みと膨らみを兼ね揃えた、食に沿う酒と思いました。


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徳山鮓 弥生1:八寸

2017-03-04 12:54:00 | 日いづる国の伝統食
★飛び込み記事です★



見惚れる八寸から、弥生の夜は始まります。
■八寸
杉葉の奥、右手から
○ひがいモロコ
○三年熟成じゃがいも
手前、左手から
○すっぽんの煮凝り
○鴨の燻製
○琵琶鱒と胡麻の松風
○鮒鮓の天婦羅
○オクラの花の酢づけ



酢づけにして、オレンジに染まるオクラの蕾。ふたつ合わせると、それが伝わるでしょう? 去年夏にみたオクラの枝振りを思い出しました。あの鉛筆の先にあった、あの花!

子持ちのモロコの豊かさ、に優る、熟成されたじゃがいものコナレタ甘さに、目をとじます。人が意識を傾け、天地が助けてくれた熟成。芽が出やすいじゃがいもを、どうやって…と考えながら、咀嚼しました。

鮒鮓の天婦羅! さくっと噛むと、ふわっと香り、舌に溶け落ちる形あるような風味。天婦羅にして閉じ込める意味を、静かに考えているうちに、消えていく余韻。ひと口の重さを考えます。

琵琶鱒と胡麻の松風。ほろっと崩れて、こくと旨味が口の中に拡がりました。大好きっ♪



贅沢なことに…すっぽんの煮凝りや、鴨の薫製を、美味しいねっと言うだけにしてしまう(苦笑)。魅力ある八寸なのでした。



八寸に先立って、勿論、届いています(笑)。滋賀の地酒・七本槍、最初は小瓶、紫霞の湖(しがのうみ、徳山鮓限定)を。
今回もお薦めの冷酒を、順番にいただいていくことにしました。


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徳山鮓を弥生に再訪する

2017-03-04 07:44:18 | 日いづる国の伝統食
★飛び込み記事です★



里山に通じる道は、未だ雪に閉ざされて。東京よりは一月ほど季節が違うのだと気づきました(ニッコリ)。



それでも50cm余りも降った雪は、ふうっと溶けた、と話す、奥様の運転で、徳山鮓につきました。
融雪道路から離れ、山筋に上がる坂道は、近在の方々の協力で守られ、家の廻りは、徳山鮓の皆様の手で、少しも危なげなく保たれていました。
残雪が意識の中の結界(笑)となって、ここからは踏み込む場所ではないと、教えてくれるよいに感じました。

本当の春は未だ先のようですが、この時期に予約がとれたので、休暇をとったが本音の旅でした(ニッコリ)。
初回は十二月に、昼に伺いました。
ワインを楽しむ宿泊がオーベルジュですが、発酵食と里山の恵みを堪能する時間のためのオーベルジュと捉える、徳山鮓の初体験です。



清められた玄関に、スリッパが用意されて。



余呉湖が見える静かな客間。



共用の浴室には内湯の他に、外湯があって! (空と湖と自分だけ! それはそれは、気持ち良かったです!ニッコリ)



客室側から、食事をいただくホールをみる。避けずに在る雪溜りに、季節の気配を感じます。



この季節から省みれば、十二月は暖かかったのだと、しみじみする気配。

建物の中は木に包まれるような造りに、人感センサーで灯りがつくハイテクに、時間を選んだ温調でした。
削ぎとる部分と、快適さに配慮した部分を考えてあって、嬉しくなりました。

夕食までの間に、雪掻きされた、歩いてよいだろう場所を選んで、散歩にでました。



あ、情熱大陸でみた(笑)干場だ!なんて気づいたり(笑)。



余呉湖にでる船着き場は、しっかり管理されているなっとおもったり。



船着き場から見上げた集落の左手奥に、徳山鮓はあるのだ。里山と湖と、この近さ。日本らしい水と山が迫る場所の高低差が、季節の味を産み出してくれるのだと、見上げました。



雪から、すっきりと伸びる標識に。折れずに続けてきた人達の気概を感じます(ニッコリ)。
伝統食をさらに磨いて、未来へ繋ごうとすること。自分には関われなくても、応援することだけはできます。
忘れられてしまったら、文化は消えてしまいます。発酵食という人の知恵を未来に贈りたいと、私は願います。
■徳山鮓にて、2017年3月


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