過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

大人になってから知る…もんじゃ焼き3

2017-03-26 10:19:22 | 日いづる国の伝統食


あさりバターは、熱々に焼き上げました。これは私が(笑)。剥きあさりにたっぷりバターは、魔法の力(笑)、さらに青海苔をまぶして、香りよく食しました。

さらに、もんじゃ焼きを、もうひとつ試してみることにしました。



■デラックス・カレーもんじゃ
普通のカレーもんじゃとは何が違うのか、尋ねました(笑)。コンビーフ、じゃが芋、餅、チーズが入っています、とのことで、ワクワクしました。
ドンッときました。別の小鉢にチーズが入っています。
蒸したじゃが芋がまるごと、コンビーフはストリップ、お餅は角切り、コーンにたっぷりキャベツ。



もちろんお任せです(笑)。
こぎみよく、刻み混んでいきます。その中で餅は徐々に角が溶けていきます。
中心にじゅっと粉液。一気にカレーが立ちあがりました。よくぞ、ニッポンに生まれけり(笑)。



ジュワジュワいってます。実に香ばしいカレーの香り。
鉄板の熱で餅がとけていった周囲のもんじゃは、薄焼きパンケーキ状になって、また面白い!
写真写りがイマイチなれど(笑)、上手に作ると、小麦粉の別な魅力がわかる食でした。自分の再現は難しいとは思うのですが~(苦笑)。



兄さんが鉄板をこそいでくれた、最後のパリパリが! カレーうどん出汁の味で旨し!(笑)

粉液に如何に上手に火を通して、とろとろながら、具と出汁調味の美味しさを含ませるか、が大事とわかりました。一回目には読みきれなかった味の意味に、ちょっと近づけたように思いました(ニッコリ)。

以上、東京の味探訪レポートでした(笑)。
■路地裏もんじゃ焼き もん吉、中央区月島三丁目


二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 グルメブログ 今日食べたものへ
グルメブログ 今日食べたものへ">
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大人になってから知る…もんじゃ焼き2

2017-03-26 09:30:22 | 日いづる国の伝統食
店内の壁には、張り紙のお品書きがあります。もんじゃ焼き、鉄板焼、焼きそば、お飲み物……。迷います(笑)。
地元のお客様の注文は、暗号のようで聞き取れず(笑)。
「もん吉の人気メニュー」が20位まで出ていたので、そのトップを注文しました(笑)。
注文するやいなや、ドンッとでてきます。



■もん吉スペシャルもんじゃ
大きな丼に、山積みできます。お姉さんが「おやきしますか?」と声をかけてくれるので、素人でも平気です(笑)。



丼の中は三層に分けてあるようです。まず鉄板の奥で、第一層の蛋白質主体を落とします。小海老、活蛸、豚肉、切り烏賊、人参、コーン等を、まず焼いて。
次に第二層を鉄板の手前に落とします。キャベツをたっぷり、長葱、紅生薑を少し焼きます。



金ヘラで叩き、食材を刻みながら、合わせていきます。そのこぎみよさ!



細かく刻んだモノを丸く集めて、中心部を広げるように、土手を作ります。
そこへ第三層、ごく緩く溶いた小麦粉液を流します。ほぼ薄茶の液体です。調味出汁ですね。一気に鰹節と魚介出汁の香りがたちます。それから醤油とウスターソースが混じった香りが、食欲をそそります。
小麦粉に火が通った香りがしたら、一気に土手をくずして、全体を平らにならします。



さぁ、もう食べられますよ!っと声がかかります、
表はとろんっとしていますが、粉気はひけています。「文字がかけるような緩さ」から、もんじゃ焼きといえのは、こんな様子です。火が通って粉気がひけているから、具材がまじった美味しさが伝わります。
端から、小さな金コテで、じゅんっと押え返して、好みに焼いて食べます。返し焼き、は素人には難しいです(笑)。今は昔気質に厳しく言わないので、気楽に焼いて(笑)、私達は食しました。



蛸、キャベツ、衣がトロッカリッ。衣に出汁調味されているので、そのまま飽きない。この不思議な食感が楽しくて、こどものお八つだったのだろうと、思います(ニッコリ)。
お腹にたまらないお八つ、時間をかけて鉄板を囲む楽しみかた、としての、他にない文化だったのでしょう。



あらかた食べ終わると、兄さんが鉄板をこそいでくれます。ふわふわバリパリが又、いけるのでした(笑)。
二回目であるから、楽しみが少しわかってきたように思います。





この後で、あさりバター、舌塩焼きを焼くことにしました。

■路地裏もんじゃ焼き もん吉、中央区月島三丁目


二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 グルメブログ 今日食べたものへ
グルメブログ 今日食べたものへ">
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大人になってから知る…もんじゃ焼き1

2017-03-26 08:12:50 | 日いづる国の伝統食
おはようございます。冬に戻ったような冷たい雨の東京です。花冷えの週末となりました。
異国から東京を訪れる方は、私達が知るよりもディープなTokyo(笑)に会いたいと望みます。その予習に、久しぶりに出掛けました(笑)。



銀座四丁目から晴海通りを佃島方向へ、築地を右手にみて、勝鬨橋を渡ります。おりた先は月島のはずれ、勝どきです。左に折れて直進。直ぐに、月島西仲通りの車輛侵入禁止ゾーン(笑)にあたります。
この辺りが、月島もんじゃ焼きゾーンです(ニッコリ)。沢山のお店が列び、狭間に小唄指南の看板があったり、築地市場の仲卸しの魚屋さんがあります。

その商店街から路地を折れて…。
おお!看板がみやすくなりました。
八年位前に、もんじゃ焼きを急遽、知らねばならなくなった折りに、正しい月島(!)と、折り紙つきで教わったのでした。



6~7年ぶりに再訪した路地裏のお店は、店内に手がはいって、畳敷きよりテーブル席が増えて、座りやすくなっていたようにおもいます。
奥を覗けば、以前に入った趣きある古さも健在の模様(ニッコリ)。
案内をみれば、お店も広がって、支店もできた模様です。
子供にも食せるお八つだった、と言われたもんじゃ焼きは、しっかりと東京の下町文化と言われる立場に成長したようです。


伝聞としてしか書けないのは、私が育ってくるなかで、駄菓子屋も夜店も縁がなかったからです(苦笑)。母が考える食にはなかったのです。まして、もんじゃ焼きが下町の、と言われても、祖父が連れていってくれる浅草には、風流焼きはあっても、もんじゃ焼きはなかったのでした。

私にとって、もんじゃ焼きは、名前は聞いたことがあったけれど、大人になってから体験し学んだ、隅田川の川向こう、佃月島の食習慣です。

東京の、と書いたのは、地形です。
佃島はお江戸にあって、ここで採れた貝や小魚を、醤油で煮あげて惣菜にしたのが。いまの新橋の玉木屋の由来です。故に佃煮と呼ぶのです。
月島は、明治になってからの埋め立て地です。隅田川を広げるための浚渫で、いくつもの埋め立て地が生じています。いまでは、佃島と月島は地続きになり、隅田川の川向こうとして、古くからの漁師町に由来する住宅ゾーンとなっています。

さて。
長い説明をしましたが、実際は注文をするやいなや、モノははこばれてきます(ニッコリ)。
■路地裏もんじゃ もん吉 月島本店、中央区月島三町目
(月島・西仲通り商店街から路地へ入る)


二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 グルメブログ 今日食べたものへ
グルメブログ 今日食べたものへ">
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする