かなかなと猛暑詠嘆日も暮れる
暑き日は来る人もなきセミの森
アブラゼミ不如帰だけの山の昼
ひと夏に更に短きせみ時雨
B
予想通りの被害となったが、まだ現在進行形なのだ。M氏が丹精していた棚田は稲穂が消滅している。かぶりついて歯でしごき取って残っているのは少々の籾だけである。
ようやく、こちらの棚田も本格的な被害を被る時期になったという訳だ。9号台風の降雨がよほど嬉しかったのか、籾を食むより棚田を駆けっこして喜んだ様な惨状だ。台風は被害ももたらしたが、当地では干天の慈雨だったから・・・。
A