アゲハ群れ木漏れ日の道水を吸う
不如帰ウグイスを追い鳴く谷間
飛び立ちて戻りて止まるトンボかな
肩に来てわれ金縛りアカトンボ
棚田に侵入跡を見つけた翌日は更になぎ倒されて、稲穂も喰いちぎられている。拠点近くのM氏が丹精した田は一枚は全滅状態にまで進んだ。作業の後、身体を拭きに水場まで行く途中にあるから、ほぼ連日確認している様なものだが、毎夜通っているようだ。行くたびにひどくなっている。
M氏曰く「稲刈りどうする、と訊ねられたが藁刈りになってしまった」。全くその通り、我等が棚田も近いうちに同じような状況になるのだろう。
竹酢原液に唐辛子エキスと展着剤を混合した液を畦に噴霧したら、少しは忌避効果があるかなあ、と思うのだが、さてどうだろうか。