棚田のある沢の下手の沢筋を整理してきた。河床はいくらか広くなり平になってきた部分だ。このすぐ上部は、棚田脇の小水路のような流れとの中間なのだが、侵食で深いV字形になっており、進入は憚られる環境である。
この付近から沢遊びを楽しめる地形が出てくるが、写真の奥は、切り立った断層崖で20mはあるから、下で遊ぶには適切とはいえない場所でもある。
それでもトレイルからの見通しと明るさを回復させることで、散策者も水辺の生物も恩恵に浴することが出来るだろう。環境学習の生きた教材になる。
今日、一回では終了しなかった。沢の中の風倒木、と言うより崖が崩れて倒れてきた胸高径50cmほどのコナラの大木を刻んで集積する作業が残ってしまった。集積しておけばクワガタの揺り篭になるだろう。