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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ハナオチバタケ

2010-09-13 | 小父のお隣さん

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 なんとも愛くるしいキノコだった。笠の径は一円玉程度、色合いは柔らかでお菓子の「グミ」の質感を彷彿とさせる。逆さにするとプリンのカップの様にも見えるし、天頂部から眺めると「菊の紋章」のようだった。

 笠の下にある軸は、とっても細くて触れると折れそうで触れなかった。森に入っていると、見た事も無いキノコに出会う事は度々だが、図鑑を開いて「これだ!」という時は少ない。

「ハナオチバタケ」という名の採用も正しいのかどうか、正直なところ確信などないのだから。


沢筋の手入れ 1

2010-09-13 | 今日は真面目に

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 棚田のある沢の下手の沢筋を整理してきた。河床はいくらか広くなり平になってきた部分だ。このすぐ上部は、棚田脇の小水路のような流れとの中間なのだが、侵食で深いV字形になっており、進入は憚られる環境である。

 この付近から沢遊びを楽しめる地形が出てくるが、写真の奥は、切り立った断層崖で20mはあるから、下で遊ぶには適切とはいえない場所でもある。

 それでもトレイルからの見通しと明るさを回復させることで、散策者も水辺の生物も恩恵に浴することが出来るだろう。環境学習の生きた教材になる。

 今日、一回では終了しなかった。沢の中の風倒木、と言うより崖が崩れて倒れてきた胸高径50cmほどのコナラの大木を刻んで集積する作業が残ってしまった。集積しておけばクワガタの揺り篭になるだろう。