僅かだが漏水の止まらぬ溜池1の補修を試みた。数年前に、土嚢を30俵ほど積み上げて堤を厚くしてみたのだが、減少したとは言え底部からと推測される漏水は続いていた。
この夏の猛暑と少雨で干からびたのを幸いに、堤に添って溝を掘り下げ、踏み固めて再度、底を仕上げる心算だった。
漏水防止には「粉粘土」とかいう物を投入攪拌して防止する手立てがあるようなのだが、そこまで支出が出来る会の財政ではない。そんなことで「労力」で補おうとしたのだった・・・。
承知していた事とは言え、粘土の底はスコップを通さない。粘着力があるからスコップと離れない。靴を取られて動けない、と思っていたより抵抗勢力だった。結局、トレンチは撤回して、池に進出してきた「ガマ」や「カンガレイ」の株を掘り取って堤から池の底に至る傾斜を厚くした。
これで来シーズンの根張りと泥の堆積に「漏水防止効果」を期待するのだが・・・・・・・。