トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*水辺を見ずして

2010-09-01 | 小父のお隣さん

 目は止まるヤゴ住みておる絞り水

 沢蟹もヤゴもうごめく絞り水

 わずかなる水残りたりトンボ来る

 初飛行今朝のトンボのぬれば色


稲の生長

2010-09-01 | 水辺環境の保全

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 十日経って棚田の稲の穂は出揃ったようだ。中には頭を垂れている穂もある。地元農家の水稲に比較すると籾の数が少ないような気もするが、「同等に」なんてことは鼻から無理だし望んでも居ない。

 猛暑続きで夕立も無いから、絞り水も枯れ気味になってきた。田に落とす水口の水量は鉛筆の太さくらいでチョロチョロと落ちているだけになった。もう六枚の棚田を潤す水量はなくて、下の田には水が回っていかない。稲作からみれば「水干し」すべき時期だろうが、水生生物には大問題だ。

 だからと言って、どうすることも出来ないから、すべては自然のままに…である。

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