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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*厳しき残暑

2010-09-16 | 感じるままの回り道

 日照りゆえ干上がり割れた溜池の来夏のトンボ果てて失う

 切り捨てて切り捨てしても果てぬ竹毎期数度も生じる性よ

 秋の雲眺めて拭う汗水の噴出す腕に沢水優し

 田の泥の染めし汚れも煩悩の頑固に比せば笑みたる事か


進行中

2010-09-16 | 今日は真面目に

Photo_2  昨日、確認したばかりだったが、途中まで作業に出かけたから、帰り間際に足を延ばして棚田まで立ち寄ってみた。

 思ったとおり、昨日より一層食害が進んでいる。既に半分以上は踏み荒らされて稔りの進んだ水田の様相はない。

 200mも下れば里の収穫期を迎えた黄金の稲穂があるのに、そちらの被害は全く無い。

 夜は人通りが無いのは同じなのだが・・・。刈り取れる頃まで無事な株は見込めないだろう。と言うより、収穫する籾がない。稲藁も泥まみれで片付けに消耗するだけの様相だ。

 田植えをしてくれた会友のW氏は、「正月飾り用に欲しいから」と、全てが駄目になる前に必要分だけ刈り取るとの事だ。棚田の新米は夢と消えていく……。いや、既に消滅した。