トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*淡き陽の下

2011-01-06 | 今日は真面目に

        胴突きで土手固めゆく小春かな

        望まぬに種採ってくるズボンなり

        斜め陽の原で鳴いたる残る虫

        しばし乗る干草の山香り吸う


竹の集積

2011-01-06 | 今日は真面目に

 100本ほど切り倒した竹で足の踏み場も無くなった林内の集積だったが、思いがけなく会友3人が参加しての作業となった。やはり人手があるのは早い。枝のある先端の処理までは出来なかったものの太い部分は集積することが出来た。

 立ち枯れていたヒノキも更に10本ほど処理して、見た目にも林らしい姿が現れてきた。しかし、この集積も次の除伐の作業場所を確保するためであって、まだ除伐は始まったばかりだ。

 立ち木があらわになると、竹による弊害が良く判る様になった。ヒノキの姿は割り箸の様だし、サザエさんの父「波平」のような頭頂部になっている。針葉樹だから、日射が回復しても枝葉がどれだけ回復するのか心もとないが、幹の肥大が見られないようなら「杭」にしか使い道のなさそうな林の姿だ。

 立ち枯れた木の年輪は25~30本程度だったから、幹の腐食度合いを考慮すると、林の年齢は30年以上だろう。木の太り具合を眺めていると哀れさを感じてくる。

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