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子ども時代、膝小僧や肘を擦りむいて帰ると祖母が「ご先祖様から借りた身体だから綺麗なままで返しなさい」なんて言われて赤チンを付けてくれたものだ。しかしまた「やってしまった!」。
クシャミや咳をするとビリビリ痛むし、起き上がる時や深呼吸の時も痛む。呼吸は陰圧時は痛まないが胸を膨張させると痛い。心当たりを指でなぞると痛点がある。「もしや?」が「やっぱり!」と確信に変わるのに躊躇はなかった。なにせ22ヶ月前に体験済みの症状だ。
シップは不要だけれど確認のために受診したら「右の六番」が亀裂骨折していた。結局、リブバンドを装着することになった。「あーあ、またかよ!」である。ブラを着けている感じで、少々恥ずかしい。
竹を切るために、急斜面だったから足場になる竹の集積した上に乗らざるを得なかったのだが、体勢を作ったときに竹が後方にスライドして前のめりになった。あわてて左手で竹に摑まったまでは良かったが、根元が腐っていて折れてしまった。そのまま頭から転落する姿勢になって倒れる下に右手を着く所は無く、右胸を竹の切り口で受け止めてもらった様なものだ。頭から落ちていたら頚椎損傷もあったかもしれない。そう思って「不幸中の幸い」と痛い胸をなでおろしている。
思うに学童の頃、クラスの大竹さんに意地悪をしたことがあったが、二回の竹がらみの骨折で「竹繋がり」の「因果応報」と独り苦笑いだ。二人とも今は他県だけど…。