トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

アリドウシ

2011-01-24 | 感じるままの回り道

Photo_4  現在、作業中の林床はアリドウシが密生している。背丈は高いもので膝を越えるくらいだが、大抵はふくらはぎ程度の高さにあるから、通るたびに刺される環境が出来ている。

 棘で悩まされるのはアリドウシとノイバラが主で、イラクサやカラスザンショウも痛いけれど、これは許容範囲だ。棘ではないがヌスビトハギの種子にも悩まされる。ここ数年で大繁殖した。フイールド内の移動が活発になったのが理由の一旦なのだろう。

 アリドウシの針は細く硬い。長さは30mmもあるから容易にズボンの布地を突き抜けて刺してくる。顔面には防護メットをつけているからといって、これは容赦をしない。とくに網目の物は簡単に突き抜けてくる。前かがみの時は要注意である。

 作業前には一通り刈り払うのだけど、それを排除する時も棘には気をつけなければならない。「アリドウシ」だなんて、言い得た名前をつけたものである。本当に蟻を刺し通せる感じのする棘であるが、実際通してみた人はいるのだろうか。


作業道の処理

2011-01-24 | 今日は真面目に

Photo_7  今日はM氏が孫を連れて一緒に作業をしてくれた。お陰で作業道にする痩せ尾根は随分と通りやすくなった。

 まだ尾根の両脇には伐り倒した孟宗竹がごまんと倒れたままになっているし、崖地の上部は手付かずに残っているから、孟宗竹の処理は2月いっぱいか今年度いっぱいは掛かりそうな気配だ。

 それでもこの一角が終了すれば孟宗竹の一つのコロニーが消滅するから、孫生えひこ生えの処理は必要だとしても、万歳には違いない。

 今日もチェーンソーで切り倒すのに専念したが、やはり亀裂骨折とは言え、肋骨の患部には負担のようだ。鈍痛が出てきた。