トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

振り子の様に

2011-01-12 | 今日は真面目に

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 斜面の上部の大きい孟宗竹にやっと着手できて、見た目にも林らしい景観が現れてきた。写真では判らないが、斜面には浸食による深い水路が出来ていて、移動時は注意が必要だ。特に倒した竹の処理を行う段階になると、足元が見えなくなるから危険この上ない。

 倒した竹は、とりあえず3m程度に切断して、後は手鋸で枝を切り落とし集積する。今の所、複数の参加があるから処理は会友に任せきりだ。この段階になると除伐する位置を反対方向の末端にして、倒した時の危険が及ばないように位置を交互に入れ替えて行っている。


*去りし年を想う

2011-01-12 | 温故痴新

 つれづれと空ぞ見らるる思ふ人天降り来むものならなくに    和泉式部

    つれづれに空疎見るらん重い費と天下り来る者なくならん

 行きなやむ牛の歩みにたつちりの風さへ暑き夏の小車      藤原定家

    息なやむ牛のみそぎに立つほこり風さえ抜けぬ夏の高千穂

 いかにしてこのひともとにしぐれけむ山に先立つ庭のもみぢ葉  藤原定家

    以下にしてこの日の本の時雨れけむ病先立つ家の紅葉字