最低気温氷点下の日が続いている。トンボ池の氷結は、日中に一部は融けても融け切らず再氷結に組み込まれてしまうからおせんべいを重ねたような氷結を呈している。
枯れ葉などが氷結点となって、氷が成長した部分は綺麗な模様を見せている。少年時代、郷里の実家の冬、起床すると外に面したガラス窓が一面に氷結して細かい花とも葉ともつかないような模様を見せていた。子ども心にも「綺麗だなあ」と毎日見入っていたものだ。
それに比べれば大雑把ではあるけれど、それなりに氷の芸術を楽しむことが出来ている。これも池を掘った賜物と言えば言えるけど、想わぬ副産物の上腕の痛みは解消していない。寒いと更に疼くのだ。「もうっ!」である。