トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

寒い日々

2011-01-13 | 感じるままの回り道

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 最低気温氷点下の日が続いている。トンボ池の氷結は、日中に一部は融けても融け切らず再氷結に組み込まれてしまうからおせんべいを重ねたような氷結を呈している。

 枯れ葉などが氷結点となって、氷が成長した部分は綺麗な模様を見せている。少年時代、郷里の実家の冬、起床すると外に面したガラス窓が一面に氷結して細かい花とも葉ともつかないような模様を見せていた。子ども心にも「綺麗だなあ」と毎日見入っていたものだ。

 それに比べれば大雑把ではあるけれど、それなりに氷の芸術を楽しむことが出来ている。これも池を掘った賜物と言えば言えるけど、想わぬ副産物の上腕の痛みは解消していない。寒いと更に疼くのだ。「もうっ!」である。


見通せる林

2011-01-13 | 今日は真面目に

Photo_4  林内の侵入竹を切り倒して、ようやく上部から下まで見通せるようになった。風の通るのも感じるし、眺めているだけでも気分が安らぐ。

 まだ林床は散乱した竹で入り込めない状態であるけれども、何日かかかって集積が終れば、気持ちの良い林の姿が現れるだろう。みんないささかくたびれ始めているが、ノルマなどない活動だから気楽といえば気楽である。

 陽の差し込めなかった林床はコクランの自生が見られたが、木漏れ日とは言え、日射を受ける様になると大丈夫か気になるところだ。一方、勢力を誇示していた「アリドウシ」という細長い棘を満載した小樹は更に勢力を増すのだろう。この木は小さいけれど鋭い棘で通るたびにズボンを通して刺してくる。林床の竹を片付けたら刈り払い機で一掃だ。