トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

苗木届く

2011-01-15 | 今日は真面目に

Photo_3  市が支給してくれた苗木が届いた。3月くらいだと塩梅がいいのだが、この時期に植え込むのは心配がある。

 このまま適期まで待つのも水管理を欠かせないし、今月の活動日に植栽するしかないかなと思うところだ。今月の定例会は人数が集まるから、除伐した竹の枝はを処理してもらうのがベストと思っていたのだけれど、なかなか計画通りには事が運ばない。

 入手した苗は、シナノキ、エノキ、ムクノキ、紅梅のあわせて35本である。梅は別にして、シナノキ、エノキ、ムクノキなどを注文したグループは配達表を見せてもらった範囲ではなかった。これらは、この山域に存在しない樹種ではないけれど、どっちかと言うと選択されない樹種でもある。

 そういう理由もあってか、ポット苗でなく掘り取られた「根巻き苗」で搬入されたのもある。これは根の痛みが大きいから活着に不安を残す。とは言え、必要な苗が半年後には支給されるのは大変有り難い。コナラやクヌギは実生で育成しているけれど、植え込むまでに3~4年かかるからだ。それに、どこでもコナラやクヌギでは、これも都合がよくないだろう。


*歌会始 御題「葉」

2011-01-15 | 合混で闘作すれば

 山みどり荒れ 街一葉なし

   山死衰命 秋津島 ハア コリャコリャ                  駒子姐さん

 建設とばかり発破をつぎ込んで葉っぱ茂らぬ山の姿よ        孤老

 落ちた葉も混じれば知らぬ葉も見えて増えるが程に春の日近し   融葉

 立ち枯れて緑葉落ちたる枝ひろげヒノキは朽ちる弁慶のよう     トロル

 枝に一葉小首かしげてメジロゆく                      殿

 初日射す谷地一面の敷き落葉                       山倒家