トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*風花の頃

2011-01-22 | 感じるままの回り道

 除竹した殺生の跡霜の下

 風花を吸うや伐り口樹液染む

 クリスマス風に吹かれて独り伐る

 風花に追われて下る沢伝い

 落葉すら動かぬ今日は納めの日


気分を変えて

2011-01-22 | 今日は真面目に

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  尾根上部の除伐を開始した。やることは同じでも作業ルートを開く意味合いがあるから、少しは気分転換になる。

 尾根の散策道にいたる急傾斜の細い尾根を作業道に決めてとりあえず除伐を開始する。およそ50本程度伐り倒したところでガス欠になり、リブバンドをしている身だから早目の作業終了とした。

 太い竹のみを倒して、細いのはそのままだが尾根の空が望めるようになった。また風が吹き上げてくるようにもなって、この一瞬は何回味わっても気分が良い。これから林内の小竹と常緑樹を除伐するが、小面積だから除伐するだけで二日か三日も見れば良いだろう。やはり竹を刻むのが厄介だ。

 歓声が聞こえるので振り返れば、顕わになった林の向こうに子ども達の遊ぶ姿が垣間見える。小さな溜池に、と言っても水は深みに少しだけなのだが、泥の底を楽しんでいる様子だ。こんなことも気分転換に良い薬である。