久しぶりにH氏が来訪した。探鳥に来たとのことだったが、「コモチシダ」があるからと、わざわざ案内してくれた。
名前までは知らなかったが「荒削りなシダだなあ!」と思っていたそれだった。良く見ると葉の表面に子どもがくっついている。昨夏の頃は葉に行列をなして付いていたと写真をを見せてくれた。
シダなんて胞子で増えるのだと思っていたのだが、少々変わり者が身近にあったとは驚きだった。二枚の葉の中心には茶色の本体があって、それは既に小さいけれど一人前の株元と言える風情を出している。一見すると航空母艦だが、今風なら「アバター」の崖に群れて張り付いてる空とぶ生物、そんな感じである。
親離れした子しない子葉は見せて冷えし山陰子持ち羊歯生く