トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

傷閑の頃

2011-01-07 | 感じるままの回り道

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 季節は「小寒」になった。日没の頃になると陽射しが長くなったのが判る。寒さ本番はこれからだけれど、陽射しが長くなったのを感じるのは嬉しいことである。

 今日も最低気温は氷点下だった。原は一面真っ白で、小麦粉を振りかけたように見える。スイーツ好きの人なら「粉砂糖を振りかけた」と表現したくなる景色になった。霜を被っている花菜やスイバの葉は凍みて色が変わっているが、陽射しが回って霜が解けると、いつもの緑に回復する。

 山の端からの陽射しが一番に届くあたりの植物は、既に春モードに入っている。ヨモギなどはその代表格で、すでに摘み草できる位になって枯れ葉の間から萌え出しているのだ。これが市街地の水田地帯の畦道の植生だと、もっと春めいていて、こちらは心が躍る萌え方だ。

 春の七草を野生の摘み菜で調達してみたいと思うのだが、思うだけで例年パック入りの七草で済ましているのが少々情けない。とは言え、帰省していた子どもたちもそれぞれの場所に戻りひっそりとした日々になった。暦は「小寒」だけど、感覚的には「傷閑」である。


今日も除伐

2011-01-07 | 今日は真面目に

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 今日も寒い日だった。最低気温は氷点下だ。日中も薄曇で季節風が強くて屋外作業はやりにくい気象条件だった。風が強いと倒したい方向でなく、風にあおられて望まぬ方向に倒れてしまう。

 それでも会友2名が参加して枝葉の処理を受け持ってくれたから、チェーンソーで伐り倒して稈を3m程度に切断するのに集中できた。枝葉の処理を担当する側も、大きな部分は切断されているから手際よく処理を進められる。

 今日の作業で斜面の一部だが竹を全て取り除くことが出来た。風穴が開いたようで、遠目でも近くに立って眺めても清々しい気分になれる。竹の伐り残しが気になるのだが、地際から切断するより衰退が早いので行う工夫だ。

 とは言え、これがある事で動きは狭まるし夏草の刈り払い時に刈り払い機の操作の支障は大きい。何事も「八方円満」と言うわけにはいかない。