トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

堤の補強

2012-07-03 | 水辺環境の保全

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 泥水地の造成部分、浸食溝だった部分が、どうしても幅と高さが劣るので更に盛り土した。周囲は棚田跡なので用土を調達する場所は無いのだが、一箇所泥水池を掘り上げるのに伴って出る土をまわしたのである。

 なんとか見た目にも安定感が出て、これで台風4号並みの降雨量があっても越流は発生しないだろう。ひとたび越流すると堤は容易に侵蝕され、修復するだけの用土の調達は難しいので「転ばぬ先の杖」である。でも、これは真夏日の作業でないなあ。


猪にも藁人形だ!

2012-07-03 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

Photo_2  野生動物から受ける被害は、笑って済ませることが多いのだが、今回は「藁人形つけたろか!と血圧が上がった。

 前日、養成したポット苗を植え込んだ食草園のアワブキが掘り返されたのである。ポットを一回り大きくして、そこに根を張った新根はすべて千切れて横倒しになっていた。

 初めは盗掘者の仕業かと思ったのだが蹄の跡があるし、泥水地の畦の腐食質の多い箇所も掘り返されているから、ミミズなどを狙ったのだろう。

 しかし、なんで養成したポット苗を植えつけたアワブキ2本とホトトギス4ポット分が狙われたのか考えてみたら、誘因はポットの土にあったようだ。今回は購入した腐葉土を多く入れた培養土で養成したので、それが猪を呼んだに違いない。

 埋め戻したけれど、回復には時間が掛かるのだろう。でも、このあだ討ち、藁人形ではなくて藁猪形でないと神仏のご加護は望めないのだろうか…。