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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

散策路の土砂崩れ

2012-07-18 | 今日は真面目に

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 九州地方に甚大な被害を与えた豪雨は、当地ではそれほどの雨量でもなかったけれど、泥水地を望む散策路で土砂が崩れた。横幅6m、高さ2m程度だから小規模には違いないが、急傾斜地の散策路だから取り除かないと通行できない。

 予定していた刈り払いを後回しにして、復旧作業をしたのだが梅雨明け初日になってしまい、当地は昼には36度に達してしまった。幸いにも木陰の現場だったが暑いのには変わりなく、作業服上下ともビッショリになってしまった。

 泥水地脇の木陰で、昼食を食べながら汗の引くのを待ったのだけれど、トンボ達のさながら空中戦もどきの飛翔をみていると疲れも消える。

 


目を疑る

2012-07-18 | 花の下に長居

Sn3d0498  作業していた前で、シオカラトンボが空中で絡み合い、そのまま削っていた斜面に降りた。思わず「えーっ!」と声を上げたのは、雄同士?の交尾だったから…。

 これは「世界初」、「昆虫界にも大異変」、「トンボも同性婚」と、次々に新聞の見出しまで妄想してしまった。世紀の大発見を記録に残さなくてはと、立ち位置から一枚撮影したのが左の写真。

 ケータイではこれ以上アップに出来ず、同じ方向からだけでは検証に耐えないと思って、後方の堤に移動する途中で離れてしまった。地面に止まったままの個体を見たら、何のことは無いムギワラトンボだった…。いつもと言うわけではないが、交尾の後、メスはしばし休息を取るケースがある。オスはと言えば上空で留まっている。

 結局、メスが産卵を終えるまで上空で守っていた。律儀な虫である。見届けた小生は暇な虫である。