忘れかけた頃、息抜きにブラッと来るH氏との立ち話の中で「近所の公園の泉水でカルガモが雛を孵した」とか「自宅前の寺の池でも」とか話しが出た。ここの泥水地にもつがいが訪れるけれど営巣はしない。その理由を考えて見ると、池が浅い、小島は築いてあるが畦から近すぎる事くらいしか思い浮かばない。人間より野生動物のほうを警戒しなければならないのだろう。
そこで、今期は間に合わないが、来期の営巣を期待して池を統合し、水深を深く作りなおしてみた。不要になる畦を掘り取り、二つの池の高低差の関係で、畦を高くする必要が出来て、水底を掘り上げた土と共に積み上げた。
視覚的には大きく広くなった感じがするが、カルガモにとってはどうなのだろうか。さて、自分はと言うと、やらなくても良い事に労力を費やす小父さんに見えるだろう。小生の再開発はもう出来ない。