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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

クロアゲハの吸水

2012-07-27 | 小父のお隣さん

 車を林道の日陰に駐車した。帰路にオーブンのような車内に入りたくないからだ。この場所は絞り水で年中湿っていて、夏の間はアゲハが吸水に来る場所でもある。昼を食べるのにバックドアを上げ、荷室に腰掛けて昼食を摂っていたらクロアゲハが舞い降りた。

 足元だし、咀嚼する以外、これといってする事など無いから2~3枚撮影した。小生が最初から、その場にいたためか警戒が緩い。翅を小刻みに震わせながら吸水し始めたが、落ち着くと翅の動きも止まる。ケータイではゆっくりとした動きでもブレて写るので、蝶の綺麗な写真は撮りにくい。左の尾状突起が失われていた。生き抜く苦労が垣間見える。

 食事を済ませ巡視から帰って来てもまだ吸水中だ。良く見ていると頻繁にオシッコをする。満腹にはならない訳だ。

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トンボ池の手入れ

2012-07-27 | 水辺環境の保全

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 午前四時半、ヒグラシの鳴く声で目が覚めた。初鳴きだ。室温は29度、連日の熱帯夜そして真夏日が続く。

 トンボ池のカンガレイが大きく育って水面を圧倒するようになった。ここまで繁殖力が強いとは思わなかった。春先に割り箸数本分程度の株が、現在はは50c㎡程に育った。

 周囲にスコップを押入れ、根株ごと取り除いたのだが、これが結構重たい。8株を水から引き上げるのに一苦労した。中央の島には葦が伸びてきたから除去したが、ついでに今までの枯れ草も持ち出した。

 というのも、腐食質の下にいるミミズを狙って猪が上陸したからだ。幸いにも植栽した宿根草に被害は無かったが、取り除いた地表には鼠かモグラの穴だらけだった。これでは敷き草が肥料になる前に植栽した植物が荒らされてしまう。

 現在、ミソハギとムラサキシキブが開花中だ。ヒヨドリバナ、フジバカマ、オミナエシはこれから開花するだろうが、腐葉土を作る場所として明けておいた中央部はヤマユリとササユリの球根を移植しようかと思っている。もともとがバタフライアイランドなのだから。