棚田の掛け水落とし口付近の水稲の生育がよろしくない。当たり前の光景なのだが、この田の場合、上部の棚田からの落とし水で、落ちている水が通ってきた田んぼの生育はこれより良いのが不思議なのだ。
用水が冷たければ、温める工夫をして生育不良を出さないように先人もやってきたけれど、この田の生育不良箇所は、水温だけではないのだろうか…。
まあ、この田は隣のグループの管理田だから心配することも無いのだが、農家の生まれ育ちの小生は気になるのである。絶対、水に関係していると思うから見ずにはおれない。
シャシャンボが開花していると教えてくれたのは、時折観察に来るH氏だ。わりあい珍しい樹種なのだそうで、それが駐車場至近にあった。
ツツジ科なので、花はドウダンツツジのようにベル形をしていて、可愛い感じがする。何よりも熟した果実は食べられるとの事で、これが最大の楽しみ、関心事になってしまった。
葉だけ見ると、ヒサカキに見えなくもないし、土地によってはサカキのような使い方をするという。
作業主体だから個別の種類まで特定しない日々だけれど、名前を知れば「食べれる」効用もある…。