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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

絶滅危惧種と言えども

2012-08-17 | 水辺環境の保全

Photo_3  泥水地の周囲に植えた水稲が出穂して生育状態は良好のようだが、稲に囲まれた内部は草原状態になってしまった。ミズキンバイがここまで繁殖するとは想定外だった。水面が全く見えない密度なのである。

 ミズキンバイは葉が食害されてボリューム自体は減ったものの、下になっていたコナギの生育もすこぶるよろしい。これでは水辺の生物は大迷惑で生存権に関わる事態だ。晩秋に枯れてしまえば水質悪化をもたらす。

 コナギは大群落に育つことは棚田での体験で承知なのだが、ミズキンバイの席捲ぶりもひどいものである。絶滅危惧種とは言え、水辺の環境を維持するためには総て除草しなければならないだろう。「絶滅危惧種」という事が気になるが、環境悪化を防ぎ全体最適化を図るにはつつましくしてもらうしかないなあ…。