水見回りを数日怠って、何日ぶりに見回りに入ったらトンボ池が干上がっていた。八月の初めにカンガレイを根こそぎ掘り出したところの内、2箇所だけ水があった。これでは生物全損に等しい。
隣地の泥水地で作業をしており、トンボ池分水の落水音は確認していたから「よもや!」の干上がりだった。水切れを起こした原因は、導水路の土砂堆積によるものだった。導水パイプから先に土砂が溜まって、堰から水が逃げていたのである。
三角ホーでとりあえず流路を浚い水を通して一件落着とした。油断大敵、チョボチョボ給水量でも漏水が無ければと思っていたのだが、水路の泥浚いの重要性を改めて認識した次第である。これでヤゴ、メダカ、オタマジャクシ、カワニナ、ヒメモノアラカイなど、ゼロから再出発だ。