トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

贅沢の極致

2012-08-20 | 何よりの楽しみ

Photo_2  猪が荒らした堤の補修をしていたら会友のM氏がご夫婦でやってきた。奥さんの仕事が休みで一緒に見えたのだ。差し入れでこだま西瓜を半分持ってきた。作業小屋の前で栽培した貴重な一果の半分だった。

 今日も朝から真夏日で、既に作業服は汗ビッショリの状態だったから、冷えた西瓜はことのほかあり難い差し入れだ。10時に半分、昼食後のデザートに半分食べて満足この上ない。

 郷里にいた頃は、西瓜やプリンスメロンなど玄関先に積んであったから、好きなだけ好きなような食べ方が出来たけれど、もう帰省しても、そんな贅沢は出来ない。だからン十年ぶりの贅沢な食べ方をしたのだと言える。その「八色西瓜」の生産地であった原は見渡す限り水田に変わった。

 大きな一切れは、上下の前歯を使って赤い部分を綺麗に削り取って食べながら、種は処かまわず吹き出す。コダマ西瓜とは言え、1/4切れの中央部まで前歯で削り取るのは難しい。そこで思い出した。畑で食べる時は鎌で切り割っていた事を…。生暖かくても畑で食べる西瓜は、また別の美味しさがあったなあ。


ツノトンボ

2012-08-20 | 小父のお隣さん

Photo   Photo_2

 シーズンに出合うか出合わないかという頻度だから、貴重種でも無いがカメラを向けてしまう。不思議なことに今まで出合った場所は総て同一地点なのだ。トンボと名がついていても、普通のトンボのように飛翔を続けている訳ではなく、概ね葉に止まっている状態で出合う。

 今回初めて気がついたのだが、翅を下げている時は両側から腹部を挟む様にハの字になっている。この状態は初めて見た。動きは鈍重のように思っていたが、この個体はすばやく飛翔した。記憶なんて曖昧なものだ。