トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*夜毎の忍び遭い 2

2012-08-12 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

               足の裏蚊の一刺しでもう寝れぬ

               蚊に刺され痛くて痒い足の裏

               膨らんだ家蚊は壁でぺったんこ

               討ち漏らす家蚊探しつもうしじま

               潰したと思えばまた寄る月の夜


ゴマフリドクガ

2012-08-12 | 小父のお隣さん

Photo  食事をしているテーブルの上を動いてくる鮮やかな幼虫が目に止まった。体長は10mmほどで小さいのだが、派手な色彩でよく目立った。

 動きがせわしなく、良いカットで撮れなかったが、前部に毛の角があり、背の前方が盛り上がっているので「毒毛虫」ではないかと察しがついた。この色彩では「毒気無視」と言うわけにもいかず撮影したのだ。

 図鑑であたったら、やはり毒毛虫だった。鮮やかで目立つ色彩だけでも「私には毒があります」とアピールしているようなものだ。昆虫界では珍しくも無い。

 有毒の動植物は多く、マムシ・蜂・ウルシなどは明確だが、毒毛虫の共通項も何となく判る様になってきた。判らなくても毛虫や芋虫には、初めから手は出さないけど…。