羽化途中落ちたるセミの縮れ翅
蟻の群れカブト残して晩夏なり
巣の下の糞にトンボは螺旋落ち
子かまきり網戸に逃げる雨の朝
枯れ松がシンボルとなるその浪費
羽化途中落ちたるセミの縮れ翅
蟻の群れカブト残して晩夏なり
巣の下の糞にトンボは螺旋落ち
子かまきり網戸に逃げる雨の朝
枯れ松がシンボルとなるその浪費
真竹を全伐した産廃埋土跡は、春から何回地際から刈り払ったか覚えていない。小生が3回、O氏は2回の少なくとも5回は刈り払いをしたはずである。
それでも「倍返し」するかのように萌芽してくる。孟宗竹とは異なり、その再萌芽力は凄まじいものがあり、会友共々「やらねければ良かった」と愚痴のひとつも出ようというもの。
埋設土の下は瓦の破片なので植樹しても育つかどうか心もとないけれど、「サイは投げられた」のだから「サジを投げる」訳にもいかず続けるしかない。これも「身から出た錆び」みたいなものなのだろう。悔しいから菜種を全面に播種しちゃいたい。イエローカード・黄信号の心算で…。
花の香りに埋もれて、この鬱憤が晴れるといいが…。