トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ようやくアサギマダラ

2012-10-08 | 小父のお隣さん

Photo  マツクイムシで立ち枯れた松を処理中、気配を感じてフジバカマの方を振り返ったらヒラヒラと飛翔していたのだ。ただ飛び方に落ち着きが無く、明らかに警戒している様子で花に止まっても長くない。

 ゆっくりと近づいて3m付近まで寄ったが、もうこれ以上は寄れなかった。一枚撮影できただけでも幸運と思わなくてはいけないだろう。だが撮影した画像は不満足極まりない出来だった。

 今年の初見は10月6日である。写真は撮れなかった。ヒヨドリバナで吸蜜している姿も撮影したいなあ。と言っても、待ち受けて撮影している訳でないから、遭遇はは思し召しなのである。


遠くからでも

2012-10-08 | 遊び子は

Photo_3  斜面の真竹のひこばえ刈りをしていると、いつものご一行がやってきた。小休止しながら眺めていたら、丸太を据えた場所に到着。

 日射があると皮を剥いた丸太は遠くからでも良く目立つ。最初に幼児が近づき、次は「ワーッ」と取り囲んでしまった。

 「切符を買ってください」とか「札幌」とかの声が谷を挟んで届いてくる。飛行機にでも乗った遊びなのだろう。たかだか一本の丸太でしかないけれど、斜面で朽ち果てるより、遊びの素材となって朽ちていく方が、木にとっても喜ばしい事であるなあ。

 


ガガイモめっけーっ

2012-10-08 | 小父のお隣さん

Photo_3  草刈り従事君で作業の折、刈ったススキに混じって記憶にある葉が見えた。茎の切断面から白い液も出ている。初めて見る野生のキジョランだった。気になって刈り跡を探したら数株切断した様だ。

 根株が欲しいから周囲を探したのだが、ススキの衰退を考え、地際から刈り払っていたから発見は無理だった。諦め切れなくて、一ヶ月前に刈り払った場所まで行ったらガガイモがあるではないか。ガガイモも初見なのだ。

 フイールドには両者の綿毛が飛ぶ事があるから自生株はあるのだろうが発見はしていない。昼に車の処まで行ったら、道路わきにもガガイモの芽生えが沢山ある。数株を掘り取って自宅で養生するために持ち帰った。あるところにはあるものだ。何に使いたいかと言うと、アサギマダラの産卵用だ。この時期はアサギマダラに御執心なのであるが、10月6日が初見日で地上に近づいてくれなかったから飛翔を見ただけである。