草刈り従事君で作業の折、刈ったススキに混じって記憶にある葉が見えた。茎の切断面から白い液も出ている。初めて見る野生のキジョランだった。気になって刈り跡を探したら数株切断した様だ。
根株が欲しいから周囲を探したのだが、ススキの衰退を考え、地際から刈り払っていたから発見は無理だった。諦め切れなくて、一ヶ月前に刈り払った場所まで行ったらガガイモがあるではないか。ガガイモも初見なのだ。
フイールドには両者の綿毛が飛ぶ事があるから自生株はあるのだろうが発見はしていない。昼に車の処まで行ったら、道路わきにもガガイモの芽生えが沢山ある。数株を掘り取って自宅で養生するために持ち帰った。あるところにはあるものだ。何に使いたいかと言うと、アサギマダラの産卵用だ。この時期はアサギマダラに御執心なのであるが、10月6日が初見日で地上に近づいてくれなかったから飛翔を見ただけである。