「アカトンボ」と総称するけれど、泥水池には何種類もいる。10月初旬、多いのはマユタテアカネである。教えてもらっただけで捕獲して確認したことは無いが、顔に眉のような模様があるのだそうな。
赤い尾は割合細身でやや小振りのアカトンボである。連結時は産卵行動の最中が多く、休んでいる姿は初めて見た。連結飛行や産卵中はシングルのオスが割り込むことが多いけれど、成功する場面は見たことが無い。
観察していると失敗が続くオスはいじけるようで衣服に止まったりする。その姿が可笑しくもあり哀れでもあり「よしよし」の気分になる。
売り抜けて後は知らない外来種
可愛いと買ってみたけどそっと捨て
逃げて良し敵無き世界一人勝ち
言われても生き抜くための野生なり
先見の明ある業者に追いつけぬ