トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

待てば山路に飛翔あり…

2012-10-21 | 感じるままの回り道

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 道具小屋の防火水槽に「水決め」用の水を汲みに寄ったらアサギマダラが吸蜜していた。郊外の御宅にアサギマダラの群れ飛ぶ庭を作った御仁がいるが、そこは一面のフジバカマの群生である。

 小生も模倣して、ようやく見つけた1株を購入して庭に降ろしたのが一昨年。昨年はアサギマダラが吸蜜にきて「グーッ!」だったのに、この夏には蕾をつけたまま枯れてしまった。最初の兆候は隣のオミナエシの枯れ死だったのだが、気がつくのが遅く「ゲーッ!」となってしまった。

 原因は「根腐れ」で、白いカビ状になっていたから、おおかた土壌の病害なのだろうが、植替えしなかったのも誘因になったのだろうと推測している。そんなわけで庭のオミナエシとフジバカマを失ってしまった。今、オイランソウに症状が出てきた。殺菌剤を土注したが効果が出るかどうか心もとない。

 でも、拠点とトンボ池の小島にあるフジバカマは元気だ。野草は「やはり野に置け!」なのだろうなあと思うこの頃だけれど、今日の写真も1枚撮影するにも「根気・我慢・辛抱」と言い聞かせないと撮影できなかった。いつも思うのだが、野生と付き合うのに即席はない。


キンピラ醤油糀味噌仕立て

2012-10-21 | 何よりの楽しみ

Photo  無性に牛蒡が食べたくなって、お惣菜にキンピラを作った。定番のレシピでは「お遊び」にならないから、作り置きしてある「醤油糀味噌」で味を調えた。

 醤油糀で味付けしたのとは異なり、味噌味が前面に出た味わいになったが、これはこれで田舎育ちの小生の口に合う。炊き立ての新米御飯に載っけて、まず食べてみた。新米だから塩おにぎりでも十二分に美味しいので不味いわけが無い。

 春に作り置きして残っていた「フキ味噌」で口直しをした。栄養学的にみれば塩分の多い食事になったが、味噌をつけた焼きお握りが伝統の風土で育った小生としては、新米に味噌味の取り合わせはグルメになってしまうのだ。