トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

林道の倒木

2012-10-22 | 今日は真面目に

Photo Photo_2 Photo_3

 水見回りに行ったら、林道にヤナギの樹が倒れていた。年々、傾斜を増していた樹 なので、おっつけ倒れるだろうと読んでいたのだが、予想より早かった。小生に管理責任も除去義務も無いのだけれど、誰かが実行しなければならないから、予定を変更して除去作業となった。

 胸高直径35cm程度、切断後に年輪を数えたら50年生であった。年輪の割には太りが無かったのは、ここは年中日陰の場所で、その上、絞り水で湿潤な斜面のためだろう。倒れた根塊を見れば太根など無く、握りこぶしの様な地下部分だ。これでは立ち木として維持できるはずも無い。

 この樹の除伐は想定していて、切断後は「ヒラタケ」のホダ木に利用したいと考えていたのだけれど、湿潤な場所の立ち木だった事で、樹皮は苔で覆われている。これに菌を打っても無駄なような気がするし、取りあえずは刻んで林道の通行を確保した。


*刈田模様

2012-10-22 | 今日は真面目に

              今年藁微塵になりて田に帰る

              冬まじか穭は急いて穂を出せり

              一株を残せし棚田に初の霜

              露つけてアカネ動かぬ穭の穂

              田の中も見上げし空もひつじ満つ