トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

除伐後の維持管理

2012-10-26 | 今日は真面目に

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 真竹を全伐した平坦地、今期、何回刈り払ったか、3~4週間に一回は刈り払わないと、ひこばえが1m近くに伸びてくる。孟宗竹の全伐地は、このような手間隙は少ないんだが、真竹のしぶとさには閉口する。

 衰退するまで地表面もろともすくい取るように刈り払うから時間のかかる事甚だしい。これを続けないと1年を経ずして「元の木阿弥」、でなく「元の竹網」になるし、何より幼児の背の高さは、眼を傷つける恐れがあるから放置も出来ない。利用者が発生すると、それに伴う管理も発生するから作業は増えるばかりである。

 今日は、珍しく息子が手伝ってくれて、親竹の切り残しを地際から切除してくれた。これで刈り払いは容易になるし、安全度も格段に向上する。ゆくゆくは広葉樹を植栽する予定なのだが、真竹が衰退し、植樹できるには何年後なのだろう。自分の衰退も勘定に入れねばならなくなってきた。

 後に続く人員が育たない今日、荒れた竹やぶに戻る可能性も、また多々なのである。それを想定すると「なんて無駄な労力を…」と思わない訳でもないのだ・・・が。


これがねえ…

2012-10-26 | 小人閑居して憮然

Photo_3  よくよく観れば可愛い花なのだ。そろそろ食料も少なくなってきた頃に花粉や蜜を提供してくれて、昆虫達にはありがたい存在でもあるだろう。

 管理する側になると、その繁殖成長力に閉口するだけだ。気がつくと水辺や湿地はこれで覆われてしまう。繁茂しても差し支えない場所は刈り払う事もないけれど、足元の安全のためには生い茂るままにも出来ない。

 たしかに「ミゾソバ」と名付けられた理由は理解できるけれど、可愛い花だけに席捲ぶりには手を焼く。世間にはAKB48のように数で席捲する生物は稀ではないから驚きはしないけれど、こっちも顔は可愛い。可愛い顔して席捲するのは性質が悪いのかどうか小父さんにはわからない。