昨年の台風で傾斜木となり伐倒した良材、木元の3mは半割り丸太で渡しに使い、残りの丸太を斜面で朽ち果てさせるのも可哀相だったから、思案していたら「丸太の滑り台」が浮かんだ。材は中央部の径24cm、長さは500cm、概算重量は280kgくらいか。
しかし半端な大きさではないし、手前の平坦地に転がすためには、2尺ほどの段差を乗り越えなければならない。人出に頼っても4人ではギリギリ、足場は竹の廃棄場所で悪い。どうしたものかと思案していたら「ピーン!」と来たのがチルホールを使うことだった。寝入りばなに思い浮かんだのだが、そのせいで午前三時には覚醒してしまった。
早速、やってみたら手間を喰ったがうまくいった。小径木をコロにして40メートルほど移動させ斜面に据えた。4時間掛かった。昼食を食べた後、チェーンソーで切り落とした枝の付け根をカンナをかけて滑らかにし、左右に動かないように玉石で固定して据付完了だ。
尻で滑ると、それなりに滑りは良いけれど幼児には危ないか…。抱きついて滑るのは試験してみなかったがどうなのだろう。世間体を気にする立場でも無いけれど、昼の盛りに斜面の丸太にしがみついているおっさんは遠慮したい。