前回、丸太を据えられた事に味を占めた訳ではないが、それより巨大な一本を水平に据えて遊び場所にしたくなった。木元伐倒面で450Φもある立派な丸太なのである。これも斜面に倒れ、曳き出すには排水溝と通路の凹凸を越えさせねばならない。
立ち木の間でコロも使えない場面だから、牽引器と丸太の梃子棒が頼りだ。まず、そのまま曳こうとしたのだが重過ぎて曳けない。二つに切断しようとしても切断箇所にチェーンソーが届かない。近くの幹にベルトを掛け支点とし梃子も使い、ようやく浅い角度に持ち込み切断できた。
曳き出す丸太は中央径38Φ、長さ450cmで概算重量は650㎏、牽引器の許容限度を越えていた。しかし、他に手が無いから梃子も併用して移動させたが、たかだか10mの凹凸を曳き出すのに午前中かかってしまった。皮むきも固定もせずギブアップだった。