マツクイムシで立ち枯れた黒松の枝が落ちてくるようになったので、思い切って除伐した。途中で太枝が三方向に張り出して重心位置が計れないので、高枝切りで細めの一本を切断した。
これで伐倒方向に迷いが無くなった。倒れる先は斜面だが孟宗竹があるから干渉材として働くだろうの算段もあった。思い通りの場所に倒れたが、張り出した枝は手が届かないので、太い幹の部分を切り離して上部はチルホールで曳き戻して処理した。
樹齢40年、胸高直径45cmの材だったが、幹3mの部分はそのまま皮を剥き遊びの素材として据えた。残った切り株も一段段差を刻み、上に立てるようにして残しておく。お山のお猿ちゃん達は高い所が好きなのである。今日は、枝を刻んで集積して、これだけで精一杯。