トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「ノシメトンボ?」現る

2015-06-01 | 小父のお隣さん
 泥水池、足元から飛び立ったトンボ、ムギワラトンボでは無かった。翅の両端に黒褐色斑がある。この斑を持つトンボは少ないから同定容易かと思えばそうではない。成熟度合いで体色も変わるし必ずしも図鑑通りと言う訳でもないから頭髪が抜ける。
 リスアカネかノシメトンボかと絞ってみたものの判断の確証は持てない。発生時期の早い方でノシメトンボと思う事にした。

分水池の泥浚い

2015-06-01 | 水辺環境の保全
 梅雨を前に水系に手を入れなければならないところが目白押しである。年が明けてからはずーと長靴とスコップの出で立ちのような気がする。
 今日は泥水地が洪水にならぬよう棚田だった上棚の浸食溝を活用して作った分水池の泥浚いをした。浸食溝を丸太と土嚢で堰き止め100φの塩ビ管で水を落としている。出水しこの塩ビ管で落とせない水は分水路で隣沢に誘導する構造だ。これで泥水池の水量が安定し越流を起こす頻度が減った。
 掘り上げた泥は棚田との間の堤に盛り上げたが、時々ドジョウが出てくる。当然生息しているとは思っていたが大小出現したから繁殖も安定してきたようだ。
 たまたまここまで活動圏にしているM氏が田作りに来ていたから使用しない中小の田を池に改造して良いか問うたところ快諾してもらえた。少ない水資源だし、この棚田は小生が復元した事もあって、どうしても一枚噛みたくなるのである。金を貯めるのは絶望的だが水を溜めれば希望も見えてくる。
    泥浚い終わる        分水路を望む

今日のトンボ「飛び立たない」

2015-06-01 | 小父のお隣さん
 棚田に田植えに出向いた時の事、畦の草にイトトンボがいる。メタリックカラーの鮮やかなトンボだ。ところがカメラを接近させても近くを移動しても飛び立つ素振りもない。「何かおかしい?」と仔細に眺めまわしても翅や体形に異常は認められず、体色も鮮やかだから弱った個体でもなさそうに思えた。
 頭部を接写して思ったのは「目が見えないのか?」と言う事だったが、普段、複眼を仔細に観察などしないから推定だけで根拠は薄い。田植え作業終了した頃には姿が無かった。どうなったか…。
   全身像        拡大頭部