トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

モリアオガエル再度の産卵

2015-06-10 | 小父のお隣さん
 既に産卵期は終了したと思っていたモリアオガエルが産卵していた。卵塊は一つでなく上の池に4卵塊、今まで産卵の無かった沈泥地の上に1卵塊あったから、たまたま晩生の個体が産卵したという訳でもなさそうである。
 この産卵と関係があるのかないのか周辺でカエルの合唱が再び聞こえた1日だった。シュレーゲルアオガエルでは無いし、ツチガエルの鳴き声は知らないし、モリアオガエルかどうか…。今回の産卵高さ、高いのはコナラの上部、恐らく10mはある。低い場所は多々あるのにと思わざるをえない。
  卵塊        卵塊直下の水面 
 

棚田を池にしよう 3

2015-06-10 | 水辺環境の保全
 「今日で始末をつける」と意気込んで出勤する。底の掘り下げの残りを済ませ、掘り取った土は堤の肉付けに使い、ようやく水回しが済み池の全体像が見えてきた。作業の感覚としては「池を構築」していると言うよりは「堤を強化」している感じだった。
 堤や畦の形成と突き固めは土の水分が多くて後回しになるがオーバーフローで水位を設定し正午過ぎにようやく終了した。オーバーフローの設えは厚板を高さを変え2枚打ち込み、その間を半割丸太の平面を上にして水を通す。これで洗掘は多少なりとも防げるだろう。
 隣の田植えをした棚田より水底は5㎝ほど下がり水面は5㎝ほど高くした。満水位の様子では堤に余裕があるから、もう5㎝ていど水位を上げる事が可能の様子だが通常水位としては冒険しない方がリスクが減る。こんな構造でも「安全率」くらいは脳裏に置いておきたい。
  底を掘り下げ水回し   満水位    オーバーフロー

気にも留めぬツユキリ

2015-06-10 | 勢子、雨毒に侵されて呻く
 教えてもらえるから目を止めるのは多々ある。ツユキリもその範疇だ。「これがツユキリ」と教えてもらえるから「ハハン」と思うけれど、そうでなければ「バッタ」で終わり。ツユキリの幼虫は花の上にいることが多いと実地研修してもらうから目に留まる様になった。今回、終齢幼虫まで案内してもらったけれど、蝶類も含め小生にはその区別が判らない。成虫はまだ判ります。
 まあ、ツユキリの成虫が増えたとしても梅雨が終わる訳でもなく梅雨に入ってしまった。
   花の上            終齢幼虫