トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「ミヤマカワトンボ」

2015-06-19 | 小父のお隣さん
 茶系のトンボが視野の端を横切った。「マルタンヤンマだ!」と一瞬思ったが視線を送って少々がっかりした。セリの葉に降りたのは茶色い大型のカワトンボだった。名前が出てこず初観測のトンボと期待したのだが、PCの変換候補に「ミヤマカワトンボ」と一番に出てきたから過去に見ているに違いない。ブログの引っ越しで「初見・初聞き」のファイルが失われたので確認しにくい。記憶にはないから感覚的には初観測に近いぬか喜びだった。

ビオトープの畦補強

2015-06-19 | 水辺環境の保全
 しばらくは越境作業だ。池の形状には手を付けないで下手側の畦を太く高くして越流しないようにするのである。棚田の地形で上部が越流氾濫すると棚は崩壊するし下の水辺は大きな被害を被る。一旦破壊されたら修復する元気はないから「転ばぬ先の杖」上部の越流氾濫防止に手を出させてもらった。
 とりあえずは下手の畦を作る事が目的だけれど十分な土が無い。長年泥浚いで積みあがった土は、どういうわけか上手に積んである。これでは氾濫防止の役には立たないし湛水能力も上がらない。どんな理由でこうしてきたのか尋ねる訳にもいかないから「土が不足」の一点で掘り取りと移動の了解を取るしか道はなさそうだ。とりあえずの採土個所は上棚からの落ち込みプールを拡大するのを兼ねて採る。
    採土部分           作業場所全景

基本的虫権

2015-06-19 | 感じるままの回り道
 オランウータンにも基本的人権があると争われているニュースを見た。小生、類人猿に人権をとはスッキリしないが意味するところは理解できる。宇宙船地球号で拡大解釈すれば本来は「生きとし生きるもの」全てに適用しなければならない事かもしれない。
 難しい事や厄介な内容は回避するのが習性の小生には扱いにくい範疇なのだが、小生物の世界でも「あながち」でもないのかもと思う一瞬がある。この頃マスコミに登場する「LBGT」と言う単語、老眼的に視聴すればトンボの世界でも垣間見た意識がある。もちろん「こじつけ」みたいな面もあるけれど、シオカラトンボの♂同士が連結飛行をしようと試みていた場面や写真の様にファイトもなく♂同士でご対面なんて場面は珍しくもない。道理はないから、だから何だと問われれば二の句は無いのだが生命体の有りようや生き様なんて本来多様なものだろうと思っている。