しばらくは越境作業だ。池の形状には手を付けないで下手側の畦を太く高くして越流しないようにするのである。棚田の地形で上部が越流氾濫すると棚は崩壊するし下の水辺は大きな被害を被る。一旦破壊されたら修復する元気はないから「転ばぬ先の杖」上部の越流氾濫防止に手を出させてもらった。
とりあえずは下手の畦を作る事が目的だけれど十分な土が無い。長年泥浚いで積みあがった土は、どういうわけか上手に積んである。これでは氾濫防止の役には立たないし湛水能力も上がらない。どんな理由でこうしてきたのか尋ねる訳にもいかないから「土が不足」の一点で掘り取りと移動の了解を取るしか道はなさそうだ。とりあえずの採土個所は上棚からの落ち込みプールを拡大するのを兼ねて採る。
採土部分
作業場所全景
とりあえずは下手の畦を作る事が目的だけれど十分な土が無い。長年泥浚いで積みあがった土は、どういうわけか上手に積んである。これでは氾濫防止の役には立たないし湛水能力も上がらない。どんな理由でこうしてきたのか尋ねる訳にもいかないから「土が不足」の一点で掘り取りと移動の了解を取るしか道はなさそうだ。とりあえずの採土個所は上棚からの落ち込みプールを拡大するのを兼ねて採る。
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難しい事や厄介な内容は回避するのが習性の小生には扱いにくい範疇なのだが、小生物の世界でも「あながち」でもないのかもと思う一瞬がある。この頃マスコミに登場する「LBGT」と言う単語、老眼的に視聴すればトンボの世界でも垣間見た意識がある。もちろん「こじつけ」みたいな面もあるけれど、シオカラトンボの♂同士が連結飛行をしようと試みていた場面や写真の様にファイトもなく♂同士でご対面なんて場面は珍しくもない。道理はないから、だから何だと問われれば二の句は無いのだが生命体の有りようや生き様なんて本来多様なものだろうと思っている。