トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

棚田を池にしよう 2

2015-06-09 | 水辺環境の保全
 改修作業の二日目、活動圏のグループが田植えだった。ひとまず大御所のM氏に了解を得て作業をしている事を伝えた。これで越境して作業している事はとりあえず「周知公認」だろう。
 池の掘り下げは後回しにして上段堤からの漏水を防止すべくトレンチを掘り探してみたが探り当てられない。思案して上段の小さな田圃は流路に変更した。流路なら漏水のための範囲が狭まり管理も楽だし、何より止水域より流れを好む生物も居るので環境多様性は少々向上する。
 流路としてはS字カーブで流下するが上段の棚からの落差は150㎝ほどあるから遠からず段差工を施さねばならない。残りは底の部分の掘り下げと出た土で横の田圃の堤の補強をする。あと二日ほど必要だろう。
    流路と棚田部      S字流路で流下水流抑制

ノアザミが好き

2015-06-09 | 小人閑居して憮然
 ノアザミにはアゲハがよく立ち寄る。何時もは至近で吸蜜する事など無かったのに今日は至近で吸蜜して撮影でカメラを近づけても逃げようとしない。ラッキーな状況だったが回り込んでも蝶の姿を邪魔する茎があって「天は二物を与えなかった」。
 このアゲハ、ミヤマカラスアゲハかカラスアゲハのとちらかだろうと推測したが後翅の帯が確認できなかったから写真対照でも判らずじまい…。